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福井で工房見学イベント「Re:RENEW」開催へ オンラインと2本立て、限定ECサイトも

谷口康彦実行委員長(写真中央)ら、実行委員会のメンバー

谷口康彦実行委員長(写真中央)ら、実行委員会のメンバー

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 工房見学イベント「Re:RENEW(リ・リニュー) 2020」が10月9日~11日、福井県内3市町(鯖江市・越前市・越前町)で行われる。

参加企業の一つ、土直漆器(鯖江市西袋町)の直営ショップ。7月5日にオープンした

 「福井のものづくりを“見て・知って・体験する”国内最大級の工房見学イベント」を掲げる催し。福井県内で伝統的工芸品の製造販売に関わる事業者、デザインスタジオ、業界団体関係者など有志でつくるRENEW実行委員会が企画し、開催は今年で6回目。昨年は2日間で延べ約3万人を動員し、約2,000万円を売り上げたという。

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 8月18日に記者会見が行われ、ディレクターの新山直広さんは「『RENEW』は立ち上げ当初から民間主導で行ってきたイベント。コロナ禍で展示会などが軒並み中止となり、産地には前年比で売上高9割減という事業者もある中で、自分たちの責任において今年も実施することに決めた」と説明。「共につくろう、変わりつづけるものづくりのまちを」というコンセプトの下、従来のタイトルに「Re:」の文字を付け加えた。

 期間中、エリア内の工房などで行う現地開催プログラムと、オンラインイベントの2本立てで展開する。総合案内を設ける「うるしの里会館」(鯖江市西袋町)では、今年6月開始の商品開発プロジェクト「RENEW LABORATORY」で生まれた商品展示やプレゼンテーションを行う。オンラインでは期間限定のネットショップ「RENEW STORE」、工房見学、ワークショップ、トークイベントなどを動画配信する「RENEW TV」を予定する。

 現地開催では、越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前箪笥(たんす)、越前焼、眼鏡、繊維の7産地から計76社の工房・企業・飲食店などが参加を予定。会期に合わせ、日用品、食品、アパレルなど中小事業者約15組が出店するマーケット「ててて往来市 TeTeTe All Right Market」も行う。

 越前町内で窯元「風来窯」を構える大屋宇一郎さんは「越前の土の恵みを頂いている者として、産地を共に盛り上げるRENEWには毎年楽しく参加させてもらっている。春の『越前陶芸まつり』など越前焼のイベントが中止となる中、RENEW事務局から『今年も実施』というメールが届き『へこたれない感』がすごいと感激した。一人の客としても楽しみなプログラムが多く、伝統工芸産地の元気な姿を多くの人に見てもらえれば」と意気込む。

 新型コロナウイルス感染症防止のため、例年同館内で展開していた物販ブース「RENEW STORE」は取りやめる。来場者には開催エリア内数カ所に設けた案内所で検温や連絡先登録などを行ってもらい、番号入りのリストバンドを手渡す体制を取る。工房見学やワークショップ時にバンドを提示することで入場できる。

 開催に先立ち、「福井のものづくりを学ぶメディア」をうたうB to B向けウェブサイト「産地の赤本」を9月1日に開設する。9月22日には、インスタライブによるプレイベントを「RENEW TV」内で予定する。

 入場無料。現地開催の有無については、10月1日に最終判断を行う予定。