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福井県立大で「オンライン新歓」 学生有志企画、200人がビデオ会議で交流

4月29日に行われた「オンライン新歓」の様子

4月29日に行われた「オンライン新歓」の様子

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 福井県立大の「オンライン新歓」が4月下旬、同大の学生有志によって行われた。

オンライン取材に応えた田川さん。「オンライン新歓のような、人と人とが出会うプラットフォームづくりが好き」と話す

 オンライン新歓はビデオ会議アプリ「Zoom」を使って学生同士の交流を図る新入生歓迎イベント。新型コロナ禍の影響で行事中止や前期授業の遠隔実施などが決まったことを受け、例年、学友会や部活動が主催する歓迎イベントをインターネット上で行うことになった。

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 企画したのは経済学部2年の田川裕大さんら学生有志6人で、オンラインで打ち合わせを重ねながら約2週間かけて準備を進めた。田川さんは「この状態が続けば夏休みまで同級生に全く会えない可能性もある。『#春からFPU』(FPUは福井県立大の略称)でのハッシュタグ検索でも学生生活への不安や悩みの声があり、新入生と上級生との交流の場があればと考えた」と話す。

 特設サイトで「この機会に一つでも不安なことを解消していこう」と呼び掛け、計2日で延べ200人が参加した。田川さんらは参加者をグループ分けできるブレークアウトルーム機能を活用し、学生の興味関心に沿った場づくりにも配慮。新入生から「サークルの先輩たちが優しくて絶対に入ろうと思った」「話しやすい雰囲気で楽しかった」、上級生から「新入生と話せて若返った気がした」「(部活動の練習場所である)体育館で早く会いたい」などの感想が寄せられた。

 福井県内では福井大や仁愛大なども前期授業の遠隔実施を決めており、他大学の学生からもオンライン新歓の運営に関する問い合わせがあるという。田川さんは「イベント中止や外出自粛などが相次いで下向きに歩いている人たちも少なくないが、同世代の人たちにはワクワクと夢膨らませて上向きに歩いてもらえれば」と話し、同様の境遇にある県内外の学生への広がりに期待を込める。

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