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福井県眼鏡協会が「めがね作文」受賞候補公開 「読者大賞」ネット投票も呼び掛け

実行委員会に寄せられた作文の一部

実行委員会に寄せられた作文の一部

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 福井県眼鏡協会(鯖江市新横江2)が現在、「めがねよ、ありがとう作文」オンライン投票を受け付けている。

公式サイトでは、家庭で楽しめる「めがね工作」や、インスタグラムを利用した「ARめがね」など、産地と眼鏡ファンをつなぐ情報も発信している

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 「めがねよ、ありがとう作文」は、めがねミュージアム(同)などで毎年行われる「めがねフェス」に合わせた公募形式のコンテスト。供養する眼鏡への感謝の言葉や、眼鏡にまつわる家族や友人のエピソードなどを募集するもので、今年は国内外から365通が寄せられた。

 6月に予定していたフェスが新型コロナ禍の影響で取りやめとなり、同協会職員らでつくる実行委員会が「こんな時だからこそ、『ありがとう』に溢(あふ)れた作文を多くの方に読んでもらいたい」とオンライン投票を企画。例年の最優秀賞、優秀賞、入賞に加え、2018(平成30)年のコンテスト開始以来初となる「読者大賞」を設けた。

 公式サイトに掲載中の受賞候補13作品から1作品を選んで投票する。投票はメールのほか、ハッシュタグ「#めがねフェス」を付けたツイッター、インスタグラムの投稿も受け付ける。応募者の中から抽選で10人に、来年のフェスで使える商品券3,000円分を進呈する。

 「3密」を避けるため、今年は受賞候補作品をオンラインで絞り込んだという。審査に当たった実行委員は「涙で目がかすみ、眼鏡を外すこともあった」「コロナ禍で大変な中、作文を読んで温かい気分になった」「涙で前が見えなくなった。眼鏡を掛けた全ての人に読んでもらえれば」とコメントを寄せ、投票を呼び掛ける。

 受賞作は6月13日発表。FM福井の番組「大人めがねスペシャル! 『めがねよ、ありがとう作文』」(11時~)内で朗読するほか、めがねフェス公式サイトにも掲載する。番組はスマホアプリ「JFN PARK」や、radikoプレミアムなどでも聴取できる。

 投票は5月31日締め切り。

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