福井県ブランド課が3月23日、テークアウト・宅配検索サイト「おうち de レストラン」を開設した。
同課が行う「テイクアウト・デリバリ―利用拡大キャンペーン」の一環。新型コロナウイルス感染症の影響で外出や外食などを控える動きが広まる状況を受け、地元誌「月刊ウララ」などを手掛ける広告代理店ウララコミュニケーションズ(福井市板垣3)の協力で展開する。
同社がテークアウト、宅配、お取り寄せなどメニューを取りまとめたウェブサイトを運営し、自宅や職場での中食(なかしょく)需要を掘り起こす。担当者によると「『ウララ』で過去3回、仕出し弁当を提供する県内飲食店の特集を行っていた。基礎データがある程度そろっており、10日ほどでサイトを開設できた」という。
同課が県内各商工会議所・商工会に呼び掛け、現在、107店を掲載する。掲載ジャンルは、和食、洋食、中華・各国料理、焼肉・ステーキ、とんかつ・天ぷら、カレー・エスニック、オードブル、スイーツ・甘味の計8種。
同担当者は「越前市の掲載店から『注文が入ってきた。ありがとう』というメールが直接届き、少しずつではあるが手応えを感じている。4月下旬をめどに各店へアンケートを行い、利用状況などを取りまとめたい」と話す。
同社(TEL 0776-36-9175)で掲載申し込みを受け付ける。