野外音楽イベント「ONE PARK FESTIVAL 2020」が7月4日・5日、福井市中央公園(福井市大手3)で行われる。
2日間で約1万人を動員した昨年の様子。昨年の実績を知ったアーティストからの逆オファーもあったという
イベントは昨年、「街全体が一つのテーマパークになる音楽フェス」を掲げ同公園で初めて行われ、ダンスミュージックを基軸にしたプログラムを展開した。観光、交通、音楽、広報、まちづくり関係者などでつくる実行委員会などのまとめによると、2日間で約1万人を動員し、約6億4,000万円の経済波及効果をもたらしたという。
今年も昨年同様、スペースシャワーネットワーク(東京都港区)顧問の清水英明さん(鯖江市出身)が企画運営顧問を、ジャズグループ「SOIL & “PIMP" SESSIONS」アジテーターの「社長」さん(越前市出身)が音楽顧問をそれぞれ務める。
2月19日、福井駅西のクラブ「Casa」(福井市中央1)で記者会見があり、社長さん、ディレクターの勝田達さんらが出演アーティストの第1弾発表を行った。明らかになったのは、堀込泰行さん(ex キリンジ)、Kan Sanoさん、kuniyuki & sauce81、ペトロールズ、RHYMESTER、サカナクション、SILENT POETS SPECIAL DUB BAND、TENDRE、SOIL & "PIMP" SESSIONSの9組。
発表を受けSNS上には期待の声が相次いだ。社長さんは「今年もすばらしいアーティストのみなさんにご出演いただけることになりました。初年度の期待値を上まわるフェスティバルとなるように引き続きチームと準備を進めてまいります。第2弾以降の発表にもご期待ください」とコメントを寄せる。
2月29日から、飲食や物販などの出店者募集、イベント当日のボランティアスタッフ募集も行う。出店エリアは有料会場(同公園内)と、無料会場(福井県庁お堀内、農業会館前)の2カ所で、有料会場内は完全キャッシュレス決済を予定する。飲食出店に当たっては、1品以上の福井県内産食材使用を条件とする。
現在、2日間通し券「アーリーカテゴリー」の限定販売を行っている。価格は1万3,200円。ローソンチケットで取り扱う。3月31日まで。