オープンスクール「カルチャーゴガク福井特別講座」が3月9日、福井市のカフェ「福井ふるさと茶屋 杵(きね)と臼」(福井市上東郷町)で開催される。
台湾で昨年出版された、福井県を紹介するムック「青花魚(さば)」などの編集を手掛けた福井市出身の田中佑典さんらが企画。「文化と言葉を学ぶこれまでにない新しい語学教室」をテーマに今春開講を予定する、台湾式中国語教室「カルチャーゴガク」のプレイベントとして準備を進めた。
プログラムは、教室の概要説明、ムックの取材など福井と台湾の交流事例紹介、台湾ビールや台湾茶の試飲体験、日本でも注目されているという台湾の万能炊飯器「電鍋」を使った台湾料理ワークショップ、現地の人気雑貨販売などで構成する。
福井市東郷地区は、同ムック編集スタッフが民泊で滞在したのを機に台湾との交流が盛んになっている。事務局スタッフの増山芳弘さんは「単なる語学教室ではなく、相手側の文化や歴史を知る態度も大切にするのがカルチャーゴガクの特徴。その一端を、台湾の魅力を体感できるオープンスクールで感じてもらえれば」と話す。
開講時間は12時~15時30分。参加無料。定員は50人。