音楽フェス「北陸アイドルパーク in あわら」が11月3日、あわら市の「トリムパークかなづ」(あわら市山室)で行われる。
「トリムパークはのんびりしたいときによく訪れる場所。多くの人たちに魅力が伝わるきっかけになれば」とみゆうさん
「アイドル文化で地元のエンターテインメントを盛り上げたい」と、市内の音楽愛好家でつくるグループ「m-ravo」が初めて企画。あわら市の「平成30年度 市民活動サポート助成金」を受けて開催する。グループ代表の青柳淳一さんは「スポーツ利用が多い公園でアイドルフェスを仕掛け、『あわらで面白いことをやっている』というイメージを広く伝えたいと考えた」と振り返る。
北陸などを拠点に活動するロコドル(=ローカルアイドル)8組がイベントを盛り上げる。出演は、アミ~ガス、せのしすたぁ&THE SENOSISTER 5(以上、福井県)、西金沢少女団、キャンディランド教団(以上、石川県)、ピコピコ☆レボリューション、SWEET SIDE、空野青空さん(以上、富山県)、cana÷biss(新潟県)。オープニングアクトを那月茜さん(福井県)が務める。
アミ~ガスのリーダーで、THE SENOSISTER 5のメンバーとしても活動する「みゆう」さん(あわら市在住)は、「小学校の遠足で遊びに来るなどたくさんの思い出がある場所。『トリムパークでライブ』と聞き、てっきり体育館が会場だと思っていたところ、屋外ステージでのライブと知り驚いた」と話す。
普段は、SC「アル・プラザ アミ」(坂井市)など屋内でのライブ活動が中心で、「広いステージを生かして思い切りパフォーマンスしたい」とも。メンバー唯一のあわら市民という立場から「地元の方にもアイドルの良さを伝えたい。トリムパークに遊びに来るついでにステージにも立ち寄ってもらえれば」と呼び掛ける。
終演後、市内のあわら温泉でファンミーティングを計画するグループもあるという。「助成金のプレゼンテーションでは、市長が『アイドルイベントは地域を盛り上げるコンテンツになる』と興味を示してくれた。普段アイドルになじみのない地元のアマチュアミュージシャンにも、彼女たちの楽曲や頑張りを肌で感じてもらえれば」と青柳さん。来年5月の実施も決めており、アイドル、バンド、アコースティック弾き語りなど2日間の日程を予定する。
10時45分開演。入場無料。荒天時中止。