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福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も

福井駅コンコースでの記念式典の様子

福井駅コンコースでの記念式典の様子

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 福井県内のJR線で9月15日、ICカード切符「ICOCA(イコカ)」のサービスが始まった。

カード購入特典の記念台紙(左)、定期券パスケース(右)。パスケースは、ICOCA定期券新規購入者が対象

 ICOCAはJR西日本管内にある同サービス対応駅で乗り降りできる、切符の機能を盛り込んだICカード。昨年4月にサービスを始めた石川・富山エリアに続き、県内の北陸本線19駅で新たに運用が始まった。県内でのサービス開始で北陸と近畿の両エリアがつながり、金沢駅(金沢市)以西と近畿圏相互でのカード利用ができるようになった。

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 8時から福井駅で行われた記念式典には、JR西日本金沢支社の前田洋明支社長、西川一誠福井県知事、福井商工会議所の清川忠副会頭らが参席。同カードマスコットキャラクター「イコちゃん」など、同サービスや福井ゆかりのキャラクター計3体も加わった。

 あいさつで西川知事は「エリア拡大で北陸~近畿間の移動が便利になった。鉄道は自然環境配慮などの面において利点があり、より多くの方に利用いただくきっかけとなれば」と期待を寄せ、清川副会頭は「地元の方々の利便性を高めるべく、JR西日本さんと商工会議所が連携して店舗などでのICOCA決済導入を後押ししたい」と話した。

 カードはチャージ(=事前入金)型の「ICOCA」「こどもICOCA」、定期券機能の付いた「ICOCA定期券」などを用意する。チャージ型カードの価格は1,000円~1万円の5段階(カード発行預かり金500円含む)。芦原温泉・福井・鯖江・武生・敦賀の各駅で販売する。

 「Suica」「TOICA」などJR各社発行のICカード切符と相互利用もできる。前田支社長は「(福井国体・障スポ開催で)県外から多くの方が訪れると聞く。すでに各社のカードを利用中の方も、福井での鉄道利用や駅構内での買い物などで便利に使っていただけるのでは」と話す。

 同社によると、福井駅では5時のカード販売開始を待って購入した客もいたといい「売れ行きは順調」。ツイッターでは「無人駅でも使えるとは」「ついにICOCAの明細で福井の駅名を見ることができるように」「えちぜん鉄道、福井鉄道、バスでも使えるようになれば」などの声が寄せられている。

 サービス開始に合わせ、カード販売駅で購入者を対象にイコちゃんをあしらった記念品の無料配付を行う。内訳は、カード台紙(9月19日まで、限定3000枚)、定期券パスケース(同15日~、同1900枚)。