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福井で舞台「tobrau」 世界的タップダンサーら、男女の人生描く

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 福井市文化会館(福井市春山2)で8月25日、舞台「tobrau 弔う/訪う」が行われる。

同館のステージで稽古に励む、浦上さん(左)、縫原さん(手前)ら出演者

 同館を拠点に文化事業を行うNPO法人「福井芸術・文化フォーラム」が主催。コンテンポラリーダンサー縫原弘子さん(福井市出身)、音楽家アサイショウイチさん(同)、ソニーのCM出演など国内外で活動するタップダンサー浦上雄次さん(勝山市在住)ら計5人が出演する。

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 2016年に同館で行われたアートイベント「激・まちげき2016」が企画の発端という。同NPO事務局長・アートマネジャーで、構成・演出を務める中埜浩之さんは「異なるフィールドで活動する3人が『まちげき』での即興パフォーマンスでつながり、昨年夏ごろから新作の準備を進めてきた」と振り返る。

 上演時間は約75分で、男女の出会い、病気、老い、死などをモチーフに展開する。「出演者は普段全く異なるフィールドで活動する人たち。台本というよりもストーリーの全体像だけを提示し、演出家として各々の『表現の引き出し』を整理しながら完成度を高めている。これまでに関わった芝居とは全く違うアプローチが新鮮」とも。

 僧侶でもある中埜さんは「人を弔うことをかつては『訪う(とぶらう)』とも言った」とタイトルの意味を明かす。「弔いの気持ちは、先立った人に自分の進むべき道を問い尋ねることにも通じる。一組の男女の人生を描いたダンスパフォーマンスが、皆さんの人生観に変化をもたらすきっかけとなれば」と話す。

 19時開演。料金は、一般=3,000円、25歳以下=1,500円(当日は各500円増し)。チケットは同NPOのほか、響のホール(中央1)、ショッピングシティ・ベル(花堂南2)など各プレイガイドで販売する。