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えちぜん鉄道福井駅、新駅舎開業 記念フリー切符限定販売も

一番列車の入線をカメラに納める鉄道ファン

一番列車の入線をカメラに納める鉄道ファン

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 えちぜん鉄道が6月24日、福井駅新駅舎の営業を始めた。

6月23日夜から翌朝に掛け、福井口駅付近で踏切の撤去工事を行った

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 新駅舎は鉄骨造り2階建てで、1階に改札口、コンコース、待合室、京福バスチケットセンターなどが入居するテナント区画、2階に県産杉材約1100枚を天井面に使った1面2線のホームを設ける。福井県の「福井駅付近連続立体交差事業」の一環として、2015年秋から整備を進めてきた。

 営業は5時過ぎに始まり、6時15分発の三国港行き一番列車を目当てに鉄道ファンや親子連れなど約30人が訪れた。6時10分ごろ新福井駅方面から列車が入線すると共に、カメラやスマートフォンなどで思い思いに写真に納める姿が見られた。

 同社は同駅舎の開業を記念し、6月24日限り有効の1日フリー切符(大人1,000円、子ども500円)を1000枚発行。同駅窓口でのみ販売する。

 京都府から訪れたという男性は「福井への出張が偶然重なって一番列車に乗るチャンスができ、フリー切符も記念として購入した。ホーム天井の木やガラス張りの壁面が明るい雰囲気を醸し出していて印象的」と話す。

 同日13時から、同駅舎前広場で県主催の開業記念式典を行う。

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