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JR西日本が福井で観光ワークショップ 県民と観光素材掘り起こしへ

ワークシートに向かいアイデアを書き出す参加者

ワークシートに向かいアイデアを書き出す参加者

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 JR西日本金沢支社福井支店(福井市大手1)が現在、ワークショップ「旅づくりふくい」を行っている。

 2022年度末に予定されている北陸新幹線敦賀開業に向け、新たな観光需要の掘り起こしや地域活性化を目的に企画した。坂井・あわら、福井・永平寺、大野・勝山、丹南、嶺南の県内5エリアで各3回のワークショップを予定する。

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 10月5日、福井駅東の複合施設「AOSSA(アオッサ)」(手寄1)で行われた福井・永平寺エリア第1回ワークショップには、エリア内の企業や店舗の代表者、行政関係者など同支店の呼び掛けに応じた17人が参加した。

 グループワークに先立ち、リクルートライフスタイル(東京都千代田区)じゃらんリサーチセンターの笹田修司さんが福井の観光産業の現況を解説。同社の調査結果から「福井への宿泊観光者が少ない理由は、観光スポットが少ないと思われているからでは」などとした上で、企業などが持つ商材を体験型へアレンジし「コト消費」へつなげる必要性を訴えた。

 グループワークでは、各自が「活用したい地域・自社コンテンツ」「想定される販売価格」「調整が必要そうな関係者」など、11の質問項目を設けたシートを使いアイデア出しを行った。同市内の和菓子店と歴史的建造物を巡るツアーのアイデアを発表した女性は、随伴スタッフ確保など商品化の課題についても言及していた。

 約1年掛けて、ワークショップ、テストマーケティング、ガイドブック制作などの事業を進める。同支店の担当者は「新たな観光商品がある程度定着するまでの期間を考えると、2022年度末までの約5年間は決して長いとは言えない。地元のことをよくご存じの皆さんと一緒にアイデアを形にして、敦賀開業時にスタートダッシュを切られるような体制を整えたい」と話す。

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