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「第12回福井映画祭」開催へ アニメなど3部門、自主製作映画応募呼び掛け

応募を呼び掛ける酒井さん

応募を呼び掛ける酒井さん

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 福井映画祭実行委員会が現在、12月に行う「第12回福井映画祭」の上映作品を募集している。

中島邦彦さんが手掛けた「マネーのトラッシュ」の一場面

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 福井県内在住の映画愛好者らでつくる実行委員会が主催する自主製作映画の映画祭。同委員会の審査で選ばれた上映作から来場者投票でグランプリを選ぶ「観客参加型」のスタイルを特徴とする。今年はメトロ劇場(福井市順化1)を会場に2日間の日程で行う。

 募集するのは、短編(30分以内)、長編(30分を超える作品)、アニメーション(時間制限無し)の計3部門。一定条件を満たせば、ジャンル、プロ・アマなどの区別を問わず応募できる。

 実行委員長の酒井潤さんは「大ヒットした商業映画が取り上げるような主題に数年早く着目するなど、時代に敏感に反応した作品も多い。機材の進化に伴う製作人口の増加などを背景に作品のレベルが年々上がっており、応募作品を審査しながら同じ作り手として刺激を受けている」と話す。

 ホームページで応募を受け付ける。応募に当たっては、作品を収めたDVD3枚や、作品の静止画ファイルなどのほか、出品料として1,000円分の郵便為替が必要となる。

 近年は毎回200本以上の応募があるという。酒井さんは「これまでに小学生から60代まで幅広い層からの応募があり海外からのエントリーもあった。『福井映画祭』と掲げながらも応募作品の8割が首都圏からなので、福井発の作品も多数寄せていただければ」と期待を込める。

 募集開始を記念して4月22日19時から、カフェ「SHELTER」(大宮1)で上映会を行う。同映画祭の映画製作ワークショップ出身者の中島邦彦さん(坂井市在住)が手掛けた短編映画「マネーのトラッシュ」、同委員会が手掛けた企業プロモーションビデオ、ミュージックビデオなどを上映する。入場無料(ドリンク代別)。

 応募締め切りは6月15日。

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