福井で野菜の学校「ベジラボアカデミー。」 野菜ソムリエユニットが企画

バーカウンターで行われた「授業」の様子

バーカウンターで行われた「授業」の様子

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 福井市の日本酒バー「Room」(福井市中央1)で7月19日、野菜の学校「ベジラボアカデミー。」が行われた。

「野菜で驚きたい人、待っています」と呼び掛けるメンバー。左から、まさーきさん・もりしたさん・ハヤシさん・佐藤さん・林さん

 同市を拠点に活動する野菜ソムリエユニット「ベジラボ。」が今年4月から行っているワークショップ形式のイベント。実際の学校になぞらえ「4限目」と題した今回はナスを題材に、栽培の歴史を振り返る「授業」、違う品種の食べ比べを交えた試食会、ナスを使ったデザートを囲んでのディスカッションなどを行った。

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 トマトをテーマにした初回時に5人だった参加者数は回を追うごとに増え、今回は定員8人が即日満席になる人気ぶりを見せた。初めて参加したという福井市在住の男性は「ナスは苦手だがイベントに興味があり、あえて参加した。すぐにナス好きになるとまではいかなかったが、ナスの知識が深まったことで好きになるきっかけがつかめたかも」と話した。

 同ユニットは、ハヤシトモミさん・もりしたわかえさん・まさーきさん・佐藤高央さんの野菜ソムリエ4人と、ハヤシさんの夫でマネジャーを務める林聖司さんの5人構成。福井の野菜ソムリエ団体のイベントで顔を合わせるうち意気投合し、2015年2月からユニットとして活動している。

 飲食店へのメニュー提供や野菜関連イベントなどを行う一方で、「自分たちの野菜の知識を深めよう」と約1年間にわたり旬の野菜の研究も続けた。ワークショップは「研究成果を一般の人たちにも知ってもらいたいと考えて」始めたという。

 メンバーは「今まで開催したイベントでは、その場でお客さまの反応を感じることが少なかった。アカデミーでは参加者のリアクションをすぐに得ることができ、自分たちにとっても刺激になる」と口をそろえる。

 「5限目」は8月23日開催で、「枝豆」を題材に取り上げる。課外授業として9月10日、メロン畑での開催も予定する。ハヤシさんは「アカデミーを堅苦しい勉強の場でなく『野菜で驚く』体験の場と位置付けている。調理方法や栄養価とは違った側面で野菜を捉えることで、野菜への関心をさらに深めてもらえれば」と呼び掛ける。

 同ユニットのフェイスブックページで申し込みを受け付ける。

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