DMM GAMES(東京都渋谷区)が3月29日、オンラインゲーム「御城プロジェクト:RE~CASTLE DEFENSE~」を公開し、日本全国の城郭(じょうかく)を擬人化したキャラクター「城娘」の一人として福井城の城娘も登場した。
ロングの黒髪や華やかな着物が映える、一乗谷城の城娘(©DMM GAMES)
ゲームファンの間で「城プロ」の略称で親しまれる「御城プロジェクト」のリニューアル版。戦国時代末期を舞台に、空から襲来した謎の生命体「兜(かぶと)軍団」と武将との戦いをゲーム化した。
ゲームは「タワーディフェンス型」といわれるジャンルで、プレーヤーは任意の場所に攻撃キャラクターや施設を配置し、自陣に侵入する敵を倒すことを目的とする。敵に対する攻撃や防御は自動的に行われるため、部隊の撤退や再配置などプランを組み立てながらプレーすることになる。
全国の城郭を擬人化した城娘の育成がゲームの鍵で、城娘の巨大化も戦闘に深みを持たせる。公開に合わせ約130体の城娘を盛り込んだといい、福井ゆかりの城娘には、福井城・北ノ庄城・一乗谷城・津留賀(つるが)城・金ヶ崎城の5体を用意した。
衣装の組み合わせや色合い、髪型、装備品など城娘の描かれ方は多種多彩。同社によると、城娘の設定では城郭や周辺地区に由来する意匠やせりふを取り入れ、歴史や城郭に詳しいプレーヤーにも受け入れられるように工夫したという。
プレーには、DMMへの会員登録(無料)が必要。