福井市にあるカフェ「美術館喫茶室ニホ」(文京3、TEL 0776-43-0310)が4月17日、新メニュー「ポンタバンバン」の販売を始めた。
福井県立美術館(文京3)で同日から始まった展覧会「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち -フランス・ブルターニュの光-」にちなんだ期間限定メニュー。店主の岡本京美さんによると、展覧会のサブタイトルから、仏ブルターニュ地方特産のゲランド塩を使ったスイーツを作れないかと考えたのがきっかけという。
生クリームを塩キャラメル風味のブランマンジェとアイスクリームで挟み、メープル風味とココア風味の焼き菓子や玄米フレークをトッピングした同商品。岡本さんは「初めて生クリームと塩を合わせてみたが相性の良さに驚いた。しゃれたメニュー名は店のキャラクターに合わないので、ノリとリズム感で名付けた」と笑顔を見せる。
2013年11月に同館併設のカフェとしてオープンした同店では、過去にも展覧会に合わせた期間限定メニューを企画してきた。岡本さんは「毎回楽しみにしてくださるお客さんが増えていてうれしい」とした上で、「夏に古代エジプト美術の展覧会が予定されているので、エジプト食材を取り入れたメニューやワークショップなどを考えたい」とプランを描く。
価格は、ドリンクとセットで800円。5月31日まで。