観光情報発信拠点「ふくい観光案内所」が3月2日、福井駅東口(一乗谷口)の福井市観光交流センター1階にオープンする。
福井県内全域の観光情報を一元的に発信することを目的に、福井県と福井市が連携して設ける同案内所。「幸福(しあわせ)なふるさとを感じさせる空間」を整備コンセプトに、福井の幸福度や住み良さの指標を押し上げるとされる住環境の要素を空間デザインに盛り込んだ。
施設コンテンツを「見る」「聞く」「楽しむ」の3テーマで構成する。「見る」機能であるパンフレットスペースや展示スペースには、県内全域の観光パンフレットや、福井の伝統的工芸品・特産品などを配置。展示用器具には福井県産のスギを使い、家形のデザインで福井の住環境の豊かさを表現した。
「聞く」機能である案内スペースでは、英語にも対応するコンシェルジュが常駐するほか、日帰りバスツアーや県内私鉄の企画切符、「福祉に、アクションを」を掲げる土産物プロジェクト「フクション!」の商品などを販売。「楽しむ」機能として月1回程度、工芸体験やクラフト制作ワークショップの開催を予定する。
営業時間は8時30分~19時(繁忙期は20時まで)。