来春開業する鉄道会社「ハピラインふくい」(福井市大手2)が11月20日、ICカード切符「ICOCA(イコカ)」オリジナルデザイン版の販売を発表した。
同日、ICOCAを展開するJR西日本と共同で明らかにした。ハピラインふくいは来年3月16日、北陸新幹線延伸開業に合わせて旅客営業を始める第三セクターの並行在来線会社で、JR西日本から移管した北陸本線敦賀~大聖寺間約84キロを16編成32両で運行する。
オリジナル版イコカはハピラインふくいの旅客営業開始に合わせて販売する。カードの絵柄は、同社のロゴに用いられる三角形やひし形などを組み合わせて恐竜が歩く姿を表現。通勤・通学や旅行が楽しくなるようなデザインに仕上げた。
オリジナル版イコカの販売は、ハピラインふくいの芦原温泉、福井、鯖江、武生各駅の窓口・券売機、敦賀駅のお客さまカウンター窓口で行う。旅客営業開始に合わせ、同社線内でイコカを含めた交通系ICカードの相互利用も始める。