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福井の老舗文具店、「文具博」開催へ 大手マステメーカーなど19社出店

フライヤーを手に来場を呼びかける、実行委員会スタッフ

フライヤーを手に来場を呼びかける、実行委員会スタッフ

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 文具イベント「文具HORI博」が5月2日から、ホリタ文具春江店(坂井市春江町)で開催される。

会場のホリタ文具春江店。左は店舗外観、右は売り場の様子

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 1950(昭和25)年創業で、福井県内で文具店6店舗を展開するホリタ(福井市)のスタッフが約1年かけて実現にこぎ着けたイベント。大手文具メーカーやハンドメード作家による物販ブース、家族連れを想定したワークショップなどで構成する。

 実行委員会リーダーを務める内藤奈々恵さんによると、昨年行った顧客アンケートが企画立案のきっかけという。「約400人の回答のうち半数近くが文具イベントに興味を示していた。距離や時間の関係で県外のイベントに足を運べない文具ファンに向け、身近な場所で気軽に楽しめる文具博として企画した。文具博をイメージしたイベントは当社にとって初めて」と話す。

 出店するのは、飼い猫の「ダリ」を主人公にした世界観で雑貨を作るユニット「ありさ&あかめがね」、東京・浅草橋のルーズリーフ専門店「ステッチリーフ」、大手文具メーカー「キングジム」、マスキングテープブランド「mt」を展開する「カモ井加工紙」など19社。

 内藤さんは「各地の文具博に個人的に足を運ぶスタッフも多く、『この作家のアイテムが福井で購入できたらうれしいのでは』という観点などから出店を呼びかけた。『福井に出店することがあまりないので楽しみ』という声が寄せられるなど、快く応じてもらえた」と振り返る。

 イベントでは、マスキングテープを使ったワークショップ、オリジナルボトルインク作りなど、体験型コンテンツも用意する。同社が運営していた子ども向けのアートの学びの場「ホリラボ」も、同展開催に合わせて限定復活するという。

 内藤さんは「初めての試みで来客者数の予測が難しく、店頭に並べる商品やノベルティーの数、駐車場のオペレーションなど、実行委員の間で話を重ねた。『文具店の中で楽しめる文具博』という新しいスタイルのイベントを、子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。5月6日まで。

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