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福井・勝山に銀行支店併設の学生向けマンション 仮称は白亜紀ダイナ荘

「白亜紀ダイナ荘(仮称)」の完成イメージ

「白亜紀ダイナ荘(仮称)」の完成イメージ

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 北陸銀行(富山市)が現在、2026年春に開設の福井県立大勝山キャンパスを使う恐竜学部生向けの賃貸住宅を勝山市内に建設するプロジェクトを進めている。

賃貸住宅の所在地と周辺の地図(資料を基に編集部で作成 ? OpenStreetMap contributors)

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 「勝山応援プロジェクト」と銘打った取り組みで、同市の建設会社「大北久保建設」(勝山市栄町2)と連携して進める。同市の「福井県立大学恐竜学部生向け賃貸共同住宅建設補助金」を活用し、現在の北陸銀行勝山支店所在地に3階建て賃貸住宅を建設。2階と3階には計10戸の学生向けマンションを設け、1階に同支店が入居する。賃貸住宅の仮称は「白亜紀ダイナ荘」。同支店の移転は今年11月上旬を、マンションの入居開始は来年3月を、それぞれ予定する。

 北陸銀行経営企画部の担当者は「人口減少や少子高齢化が続く地方都市の活性化対策という観点で進めるプロジェクト。学生の生活基盤の支援や、高齢者にも優しい金融サービスの提供などを通して、SDGsが掲げる『持続可能で誰一人取り残されない社会の実現』に貢献できれば」と話す。

 同大によると、今春開設の同学部は日本初の恐竜学部で、定員30人。1年次は永平寺キャンパス(永平寺町)で、2年次以降は、建築家・隈研吾さんが学部棟を設計した勝山キャンパスで学修する。2月10日17時現在の志願倍率は、前期日程=7.3倍、後期日程=27.3倍。

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