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福井駅西で期間限定ショップ「あられ」 県内のクリエーター4組が初開催へ

(左から)フライヤーを手にする、TUCOT ÈMINEシニアマネジャーAgataさん、さわださん、Hattaさん、xanjiさん

(左から)フライヤーを手にする、TUCOT ÈMINEシニアマネジャーAgataさん、さわださん、Hattaさん、xanjiさん

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 福井駅西のギャラリー「ART SITE 25」(福井市中央1)で4月27日~29日、期間限定ショップ「あられ」が開かれる。

植物由来の素材を利用したTUCOT ÈMINEのアイテム。くしやアクセサリーなどの商品をそろえる

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 福井県内を拠点に活動するクリエーター4組が手がけるポップアップストア。2フロア構造の会場に、アクセサリー、絵画作品、アパレル、リサイクル生地で作った製品などを展開する。ネット販売をメインに活動してきたメンバーが互いの扱う素材に興味を持ち、一緒に空間を作り上げたいと考え準備を進めたという。

 出店クリエーターはTUCOT ÈMINE(つこてみね)、さわだ はるかさん、Neutral Objects、xanji(ハンジ)さん。1階のエントランス近辺に1人10~20点の作品を展示し、地下1階には製品になる前の再生ポリエステル生地に触れることのできる展示スペースを設ける。

 「触れるという行為を通して、使う人、買う人、見る人それぞれがものづくりの一部であり、当事者であるという意識を抱いてもらえたらうれしい」とさわださん。生地を作るxanjiさんは「海洋プラスチックや工場の端材で作られた再生ポリエステル生地を通して、海洋汚染の現状やビーチクリーニング活動を知ってもらえれば」と話す。

 メンバーが出会ったのは昨年10月で、おのおのの活動に刺激を受け意気投合したことがショップ実現に結び付いた。さわださんは準備過程を振り返り、「一番こだわったのは展示スペースの見せ方。各自が扱う素材の特徴を踏まえ、メンバーのアイデアやひらめきなどを形にしながら作り上げた」と話す。

 色、形、素材、製法などさまざまな種類の物が詰め合わさったイメージを「あられ」というタイトルに込めた。xanjiさんは「あられは転がったり形を変えたりもする食べ物で、私たちの活動にぴったりでは」と笑顔を見せる。

 ショップ開催は今回が初めてで、今後も少しずつ形を変えながら継続開催の予定という。TUCOT ÈMINEアシスタントマネジャーのHattaさんは「福井県内で活動していることが私たちの共通点。フィーリングの合う者同士が作り上げた空間にどっぷりと入りこんでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~18時。入場無料。

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