プレスリリース

高校生が考えた新たな施策がマインクラフト上に完成!「デジタル帰宅部」最終報告会を開催(福井県坂井市)

リリース発行企業:坂井市役所

情報提供:

 高校生が地域のさらなる活性化施策をマインクラフト上で提案・視覚化するプログラム「坂井市デジタル帰宅部」が終盤に入り、2月9日(日曜日)に参加した高校生らが自ら考えた施策を坂井市長へ最終報告をします。当日は部活動内で講義をしていただいたプロマインクラフターのタツナミシュウイチ氏や、坂井市エキサイト大使の福井のカズさんも臨席し、ご講評いただきます。
 併せて、本年は「アナログ企画部」と題して、昨年度の「デジタル帰宅部」で市に提案した観光施策の実現性・有効性を検証する活動を実施してまいりました。今回の最終報告会では、「アナログ企画部」のメンバーも、活動の内容を発表します。




「デジタル帰宅部」最終報告会
日時:令和7年 2月9日(日) 13時00分~15時00分
場所:坂井市役所 3 階災害対策本部室 (坂井市坂井町下新庄 1-1)
概要: 市政への反映を目的とした坂井市の活性化施策を 坂井市長へ報告します。
参加者:高校生 20 名程度 ※東尋坊、三国湊、丸岡城の3つのチームに分かれて 最終報告を行います。
デジタル帰宅部とは
昨年度から始動した「坂井市デジタル帰宅部」は、「東尋坊」や「丸岡城」、「三国湊」など本市にある観光名所の一帯が再 現されたデジタル空間上(マインクラフト)で、これら地域のさらなる活性化施策についてアイデアを出し合う事業です。 提案されたアイデアは市政への反映を目指してブラッシュアップを重ねていきます。坂井市が主催する本事業は、総合コ ンサルティング企業のアクセンチュア株式会社が社会貢献活動の一環として、昨年度よりカリキュラムの開発や事業計画 策定などで支援しています。加えて、高校生らが考案した施策については、海外出身のアクセンチュア社員との意見交換 が行われ、インバウンド需要の取り込み等も視野に入れた実効性のある施策を生み出せるようアドバイスを行いました。 昨年度は 25 名の生徒たちが修了いたしました。



タツナミシュウイチさんプロマインクラフター 東京大学大学院 客員研究員、常葉大学 客員教授 <プロフィール> アジア初、日本初のプロマインクラフター。マインクラフトカップ全国大会審査員長。 2021 年 9 月、Microsoft Innovative Educator FELLOW の称号を日本人 7 人目 として米マイクロソフト社から授与。情熱大陸・マツコの知らない世界など地上波番組に出演、 マインクラフトの教育的効果について広く発信、現在もマインクラフトをプラットフォームとして 使用した教育教材の制作や活用を研究中。





【参考情報】
坂井市には、福井県が誇る観光地や食が多数あります。その一部を下記にてご紹介いたします。
<自然>
越前加賀海岸国定公園に含まれる越前松島などの美しい海岸線、九頭竜川や竹田川、市東部の森林地域、福井県一の米どころを支える広大な田園など、豊かで美しい「海・山・川」の自然に恵まれています。


東尋坊断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国の天然記念物・名勝東尋坊。約1キロメートルにわたり豪快な岩壁が広がっています。このような輝石安山岩の柱状節理が広範囲にあるのは、世界に3ヵ所ともいわれ、地質学的にも大変貴重な場所です。初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と吹きつける寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。







越前松島東尋坊と同じ柱状節理の岩が織り成す景観の中、一風変わった岩が点在するほか、散策路を辿ると小島に渡ることができたり洞穴を覗くこともできます。越前松島水族館や宿泊施設が隣接し、家族連れや遠足でにぎわう観光地となっています。



<観光地>
日本屈指の景勝地である東尋坊、三国サンセットビーチを中心とする海岸、北前船交易で栄えた三国湊、現存12天守の丸岡城をはじめとする歴史資源があります。


三国湊三国湊は、福井県一の大河「九頭竜川」の河口に位置します。千年以上昔の文献にも「三国」という地名の記述があるほど昔から栄え、歴史がある町です。北前船が残していった歴史・文化はもちろんのこと、格子戸が連なる町家、豪商の面影が残る歴史的建造物など、情緒ある町並みが残ります。





丸岡城丸岡城は別名霞ヶ城とも呼ばれ、平野の独立丘陵を利用してつくられた平山城です。春の満開の桜の中に浮かぶ姿は幻想的で、ひときわ美しいものとなっています。戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして、織田信長の命を受けて柴田勝家の甥・勝豊が築きました。標高27mの独立丘陵を本丸として天守を築き、その周囲に二の丸と内堀、その外側に三の丸と外堀を巡らせていました。丸岡城天守は、江戸時代以前に建てられ当時の姿で現在まで残っている現存12天守の1つです。昭和23年の福井地震により石垣もろとも完全に倒壊しましたが、天守の材料や石垣などの主要部材の多くを再利用して昭和30年に修復修理されました。現存12天守の中で、完全に倒壊した状況から修復された天守は唯一丸岡城天守のみです。現在立ち続けている古式の風格のある姿は、消滅の危機という困難な道のりを経ても立ち上がり復興してきた証であり、その歴史は他にはない波乱の運命を歩んだものです。





雄島その自然は未だかつて人の手が加えられていない神の島。伝説のある島全体は自然豊かな散策路としても親しまれています。島の奥には大湊神社がたたずみ、毎年4月20日は地区住民による大湊神社の例祭が行われます。



<食>
福井県における冬の味覚の代表である「越前がに」をはじめとする水産物、そば、らっきょうなどの農産物、山菜、油揚げ、若狭牛など、食を活かした観光が魅力です。


越前がに毎年皇室へ献上される事でも有名な三国町の「越前がに」は、身は殻の中によく詰まっていて、甘く繊維が締まっており、「冬の味覚の王者」とも呼ばれています。





甘えび甘えびは、越前がにと並んで人気の高い日本海の至高の味。三国漁港にも透き通るような紅色をした、たくさんの新鮮な甘えびが並んでいます。



<文化・伝統>
ファッションなどのブランドネームや品質表示などの織ネーム、国内第1位のシェアを占めるマジックテープなど伝統的な技術産業が盛んです。


越前織:ネームタグ丸岡は織物の一大産地で、ワッペンやスポーツ用ネームとして用いられる「織ネーム」は需要が高まっており、また、コンピュータで図柄処理し織物として描画する「越前織」も観光の土産等向けに作っています。主要製品は洋服に施すネームタグで、国内シェア7割を誇ります。





一筆啓上 日本一短い手紙の館丸岡町ゆかりの徳川家康の忠臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てた短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」(「お仙」とは後の越前丸岡城主 本多成重(幼名 仙千代))の碑が丸岡城にあります。この碑をヒントに日本で一番短い手紙文を再現し、手紙文化の復権を目指そうということで、平成5年から毎年テーマを定めて「一筆啓上賞」として作品を募集し、平成15年から「新一筆啓上賞」として、日本全国、海外から応募が寄せられています。

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