このたび金津創作の森美術館では、「長坂真護展 Still A BLACK STAR supported by セーレン」の関連イベントとして、スペシャルトークイベントを開催する運びとなりました。 本イベントでは、ガーナのアーティスト集団「BONBO STARS」のメンバーであるエバンス氏が、ガーナ・アグボグブロシーより来日し、美術家・長坂真護氏とともに、アートや夢、そして現地での活動やスラムの実情について語り合います。

■本展関連イベント
「長坂真護 × EVANS(エバンス)」スペシャルトークイベント
日時=11月3日(月・祝)14:00~15:00
会場=美術館 アートコア ミュージアム-1(BONBO STARS展示スペース前)
料金=要展覧会観覧券・事前申込み不要
■「BONBO STARS」とは
 長坂真護氏が主宰する「BONBO STARS」は、アフリカ・ガーナのスラム街「アグボグブロシー」を拠点に展開されるアートプロジェクトです。
 プロジェクトの始まりは2019年で、長坂氏が建設した文化施設「MAGO E-WASTE MUSEUM」で、地元の若者たちがアート制作に参加したことがきっかけでした。彼らの中に眠る才能を見出し、「スラム街からスーパースターを生み出したい」という想いからBONBO STARSが誕生しました。
 “BONBO”とは現地の言葉で「幸福な」「幸あれ」を意味し、彼らの希望の象徴でもあります。
 作品は日本などで販売され、売上の10%が作家本人に還元される仕組みとなっており、これまでに200点以上が販売されました。収益は家の建設や学費、現地ギャラリーの運営などに活用されています。
 このプロジェクトの成果を広く紹介するため、2025年4月~6月に東京・万世橋チューブにてBONBO STARS初の単独展覧会が開催され、12名の若手アーティストによる約50点の作品が並び、初期の作品から現在に至るまでの変化を通じて、彼らの成長と挑戦の軌跡が紹介されました。
※「BONBO STARS」の作家や作品については下記サイトをご参照ください。
https://magogallery.online/pages/artist
