女子フットサル国際親善試合「日本AMC インターナショナルカップ 2022」が6月18日・19日、福井県営体育館(福井市福町)メインアリーナで行われる。
2日目の試合に先立ち会場でミニライブ(19日11時30分~)を行う、伝統工芸応援アイドル「さくらいと」のメンバー
坂井市に本拠を置く「福井丸岡RUCK」と、イタリア・セリエA「SS ラツィオ」の女子フットサルチーム「SS ラツィオ・カルチョ A 5(ア・チンクエ)」によるイベントで、福井丸岡RUCKと福井県サッカー協会が主催する。
福井丸岡RUCKは1991(平成3)年設立。日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)に所属する10チームのうちの一つで、20代から中学生までのメンバーで構成する。2021年-2022年シーズンでは北川夏奈選手ら計3人が得点ランキングベスト10入りした。
SS ラツィオ・カルチョ A 5との対戦は2019年に次いで2回目。田中悦博監督によると「女性活躍推進や多文化共生推進などのテーマに多くの企業が賛同してくれ、コロナ禍で交流が一時的にストップしてしまった国際親善試合が久しぶりに実現した」という。
福井丸岡RUCKにとっては6月下旬に開幕する同リーグ2022年-2023年シーズンの前哨戦とも言え、池内天紀主将は「開幕に向けたイメージトレーニングとして、相手との体格差にひるまず体と頭をフルに動員した丁寧なプレーを心がけたい。最後に双方のチームが『楽しかった』とたたえ合えるような試合内容となれば」と意気込む。
ラツィオ一行は16日に福井入りし、福井丸岡RUCKとの合同練習、小学生フットサルクリニック、中高生との交流試合などで県内を巡る。田中監督は「2024年には北陸新幹線が福井にやって来る。今回のイベントを足がかりに、近い将来、福井丸岡RUCKを含め4カ国規模の大会を福井で行うまでに成長させられれば」と構想を描く。
関連イベントとして、NTTの超高臨場感技術「Kirari!」で投影された福井丸岡RUCKメンバー動画との撮影会、福井在住のシンガー「絵利菜」さんのリードによる「おろしそば福井」合唱(以上、18日)、福井の伝統工芸応援アイドル「さくらいと」のミニライブ(19日)などを行う。同サテライトチームによるエキシビションマッチもあり、「リアンクルス近江」(18日)、「ジュベンFCフロール」(19日)と対戦する。
試合開始は、18日=16時、19日=13時。チケット料金や購入方法はホームページで案内する。