8月27日、オンライン対談イベント「村井理子×宮下奈都『村井さんちと宮下さんちの生活』」が行われる。
「村井さんちの生活」表紙。双子の母同士などの共通点から、女優の杏さんが帯の推薦コメントを寄せた
滋賀県在住の翻訳家・村井理子さんの新刊「村井さんちの生活」の発売に合わせ、版元の新潮社(東京都新宿区)が企画した。本屋大賞受賞作「羊と鋼の森」などで知られる作家・宮下奈都さん(福井市在住)とZoomのウェビナー機能を使いトークショーを行う。
「村井さんちの生活」は、琵琶湖のほとりで夫、思春期の双子の息子たち、愛犬・ハリーらと暮らす生活をユーモアたっぷりにつづったエッセー集。同社運営のウェブマガジン「考える人」での4年間の連載をまとめた。
担当者によると「村井さんと宮下さんは、以前からツイッターを通じて交流がある間柄。2人とも自身で『書く』という仕事を切り開いてきた方で、それぞれ滋賀県、福井県にある自宅を仕事場にして場所に縛られず活躍されている。愛犬家という共通点もあり、今回のイベントの実現に至った」と言う。
宮下さんも2017(平成29)年、自身の作家活動や3人の子どもたちの成長などをつづったエッセー集「緑の庭で寝ころんで」を出版しており、担当者は「働くということや、家族との暮らし、子どもとの関係の変化などについて2人にたっぷり語ってもらえれば」と話す。
イベントはライブ配信とアーカイブ配信(8月28日~9月4日)で行い、アーカイブ視聴のみのチケットも販売。チケット購入時に村井さん・宮下さんへの質問も受け付ける。
20時開演。料金は1,100円。