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福井の情報誌、コロナ禍受け臨時休刊へ 無料配布紙で「おこもり生活」支援

現在販売中の「月刊ウララ」2020年5月号

現在販売中の「月刊ウララ」2020年5月号

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 福井のエリア情報誌「月刊ウララ」が、新型コロナ禍の影響で臨時休刊する。

今回の措置に当たり、「いま、心で繋がろう福井」というスローガンを作成。宮田さんは「心温まる行動、誰かのための思いやりをしたときなど、ウララの取り組みに共感くださる方ならどなたでも」と、ハッシュタグ「#こころひとつに福井」でのSNS投稿を呼び掛ける

 同誌は広告代理店「ウララコミュニケーションズ」(福井市板垣3)が編集・発行する月刊誌。毎月25日発刊で発行部数は5万部。1988(昭和63)年の創刊以来、グルメ、エンターテインメント、イベント、人物インタビューなどのエリア情報を軸に号を重ねている。臨時休刊は32年にわたる同誌の歴史で極めて異例の措置。

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 緊急事態宣言の発令を受け、現在、テレワークを軸とする勤務体制で営業を続ける同誌編集部。臨時休刊に至った背景について、月刊ウララ・日々ウララ統括編集長の宮田耕輔さんは「『ウララ』は福井の人たちに外出行動を促す情報を発信してきた雑誌。新型コロナウイルス感染症の感染者が広がる中、変わらない姿勢で情報発信を続けてよいのかという議論が社内で起きた」と明かす。

 5月25日発刊予定だった6月号の代わりに、5月1日、「月刊ウララ特別号」と題した無料タブロイド紙を発行する。紙面はB4判12ページの予定で、「今の時期に求められる情報を、必要とする人にスピーディーに届けようと考えた。ウララの視点で『おこもり生活』の楽しみ方や、地元企業の経済支援につながる記事などを提供したい」

 ウェブサイトでなく紙媒体で展開することにもこだわった。宮田さんは「両方の媒体に関わっているが、物事を魅力的に見せる観点から言うと紙媒体に軍配が上がる。紙面を広げた時にビジュアルが目に飛び込むようなダイナミックさは、スマホの狭い画面では得られない感覚では」とタブロイド紙発行の意義を強調する。

 部数は2万部程度を予定。福井県内の書店、コンビニなどで配布する。

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