「経営とブランディング講座 事前セミナー」が6月26日、サンドーム福井(越前市瓜生町)内「福井ものづくりキャンパス」で行われる。
地元産業の活性化を目的に、公益財団法人ふくい産業支援センターデザイン振興部「デザインセンターふくい」(同)が主催する事業の一環。講師派遣など事業を実務面でサポートする雑貨製造販売「中川政七商店」(奈良市東九条町)のスタッフを招き、約1時間30分のプログラムを展開する。
一昨年、鯖江市内などで行われた物作り体感イベント「RENEW×大日本市鯖江博覧会」をきっかけにスタートしたという同講座。セミナーは、イベント運営にも関わった中川政七商店の紹介、7月開講の2期生講座概要、同社の「ブランディング経営」の方法論などで構成し、県内経営者などに受講を呼び掛ける。セミナー後には約1時間の交流会も設ける。
講座は7月13日から11月7日まで計6回開催予定で、「会社を診断する」「ブランドをつくる」「コミュニケーションを設計する」などのテーマを設ける。担当者は「工芸、食品加工、観光などさまざまな業種の方が1期生として受講した。皆さん、『人との新しいつながりができた』『宿題は大変だったが多くの学びを得た』など継続的に取り組まれており、福井のものづくりやデザインに関わる人々が盛り上がるきっかけとなれば」と話す。
15時開演。入場無料(交流会は参加費1,000円)。セミナーの申し込み締め切りは6月21日。