買う

和紙でとじた「チア☆ダン」ノート 福井・越前市の印刷会社が販売

「和紙とじ」の普及にも期待を寄せる、国府印刷社の有定耕平専務

「和紙とじ」の普及にも期待を寄せる、国府印刷社の有定耕平専務

  •  

 福井県越前市の国府印刷社(越前市北府2)が7月24日、「チア☆ダン」ノートの販売を始めた。

ノートに採用された「和紙とじ」。同商品に用いた赤色のほか、黄色や黄緑色など計7色で展開する ©TBS ©2017 映画「チア☆ダン」製作委員会

 架空の「福井西高校チアダンス部」を舞台にしたTBS金曜ドラマ「チア☆ダン」とのコラボ商品で、同局などの承認の下で約2カ月掛けて開発。表紙には同部チアダンスチーム名「Rockets(ロケッツ)」のロゴを、裏表紙には同ドラマのタイトルロゴをあしらった。

[広告]

 5月上旬に福井市内で行われた、県主催の「『チア☆ダン』コラボレート商品」商品化説明会が開発のきっかけになったという。同社の有定耕平専務は「当社の制作部門がデザイン案を出し合い、社内で5案ほどに絞り込んでTBSさんに2案提出した。最終的に、入社半年ほどの若手社員の案が採用となった」と振り返る。

 仕様は、B5判中とじ32ページ。同社が5月ごろに導入したという「和紙とじ」の設備を生かした。同技術はのし袋などに使われる水引(=和紙のこより)を応用したとじ方で、金具を使ったとじ方と異なり印刷物全体を古紙再生できるという特徴がある。

 初回ロットからの累計で1100部を印刷し、今後も販路拡大に向けた営業活動を進めるという。有定専務は「ドラマに出てくる『夢ノート』のように、将来の夢や目標を書き込む使い方をしていただいても。現状、中身には一般のノートのような洋紙を使っているが、中身を越前和紙にしたバージョンの開発も進めたい」と話す。

 価格は270円。ホリタ文具3店舗(福井市、坂井市)、ニシザワ紙文具(鯖江市)、山田書店、塚崎誠文堂、武生製麺、マイルイ(以上、越前市)などのほか、ホームページでも販売する。