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福井・若狭で「福井梅」収穫・加工体験 新規就農者ら、「アイデアソン」基に企画

収穫体験のイメージ。「今年は豊作の年。花が実になる『結実率』は昨年の約4倍」という

収穫体験のイメージ。「今年は豊作の年。花が実になる『結実率』は昨年の約4倍」という

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 福井県若狭町の地域おこし協力隊メンバーらでつくるグループ「若狭UMEアクティビティ」が現在、「福井梅」体験イベントの準備を進めている。

参加を呼び掛ける伏見さん

 4月に始動した同グループが、福井発祥のウメ「紅映(べにさし)」などの知名度向上などにつなげようと初めて企画した。今シーズンの収穫時期に合わせ、若狭・美浜両町内にある梅園での梅もぎや、梅酒・梅ジュース作り体験などを行う。

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 梅農家として新規就農した、代表の伏見勇希さんは「昨年夏、県主催の『嶺南地域観光アイデアソン』に参加し、梅園を生かした観光振興策をグループワークで考えた。アイデアを実践に移そうと考え、同じグループだった3人で『UMEアクティビティ』を立ち上げた」と話す。

 伏見さんは宮城県石巻市出身。物作りへの興味から2年前、就農を前提に同町の地域おこし協力隊として移住したという経歴を持つ。「前職はシステムエンジニア。協力隊着任日の午後にいきなり梅園の作業に駆り出されたのも今はいい思い出」と振り返る。

 北陸農政局によると、福井県のウメ栽培面積は北陸トップの507ヘクタール(2015年時点)。伏見さんは「福井の名産品といえるウメをもぎながら、三方五湖と湖畔の梅園とが織りなす風景の美しさを体感していただければ」と話す。

 開催日は、梅もぎ体験=6月10日・16日・24日、梅酒・梅ジュース作り体験=6月10日・24日。参加費は、同=大人1,000円、子ども500円、同=大人2,000円、子ども=1,000円。梅もぎは1キロの持ち帰り付き。梅もぎのみの参加も受け付ける。定員は各日30人。