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福井で「浜町未来酒場」 県内外の酒蔵18社出店、「ふくい春まつり」に合わせ

実行委員の高村さん(左)、林さん(右)

実行委員の高村さん(左)、林さん(右)

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 福井市内で4月8日、日本酒イベント「浜町未来酒場」が行われる。

本番に向けミーティング中の実行委員会メンバー

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 3月31日からの「ふくい桜まつり」に合わせて行う同イベント。同市中心部にあるリノベーションビル「クラフトブリッジ」(福井市中央3)前の歩行者天国に、県内外の酒蔵18社、県内の飲食店や酒販店など25店舗が出店する。同ビルを運営する「ブリッジラボラトリー」(同)、福井駅西の日本酒バー「Room」(中央1)などが企画した。

 イベントタイトルを考案したブリッジラボラトリーの高村俊輝さんは、「昨年行った『浜町パン祭り』をベースに、地区の人たちをいい意味で巻き込んだイベントにできればと企画した。日本酒にあまり親しみがない方にとって、日本酒の魅力の再発見につながるイベントになれば」と話す。

 Room店主の林聖司さんは「全国的に人気のある県外の酒蔵にも協力いただけた。福井の日本酒イベントでは口にする機会の少ない日本酒を楽しんだり、福井の地酒と飲み比べたりすることで、地元の酒のポテンシャルにも目を向けてもらえれば」と呼び掛ける。

 「日本酒業界に新風を」という思いをイベント名に込めた。「パン祭りの様子を知る酒蔵から『新しいイベントの雰囲気に期待して出店した』という声も頂いた。今年の企画は酒蔵・酒販店・飲食店の三者がフラットな関係で始まっており、将来への展開に期待を込め『未来酒場』と名付けた」と高村さん。

 会場がある「旧浜町」エリアは足羽(あすわ)川に面し、かつては船着き場があった水運の要所だったという。高村さんは「浜町という地区があったからこそイベントの企画が実現した。甘酒作りや絵付け体験などファミリー向けのワークショップなども予定しているので、家族連れの方も花見がてら来ていただければ」と話す。

 開催時間は11時~16時30分。入場無料。日本酒飲み比べチケット(10枚つづり)もあり、前売り=2,200円、当日=2,500円。前売り先着300セットにオリジナルおちょこが付く。

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