2月6日7時、福井市中心部の積雪量が102センチとなった。
福井経済新聞が1月24日に報じた、市内にある酒販店前の「トトロ」雪像も新たに積もった雪ですっぽり
市内では5日未明から断続的に雪が降り、6日0時からの7時間で市中心部に新たに20センチの雪が積もった。公共交通機関はえちぜん鉄道、福井鉄道、京福バス、JR北陸線の特急「サンダーバード」「しらさぎ」などが始発から運転を取りやめている。
雪の影響で、市内にある私立高校で一斉に予定されていた一般入学試験2日目は7日に順延。市立小学校も全面休校となり、今春入学予定の児童などを対象にした小学校一日体験イベント「わくわく交流デー」も延期となった。
市街地でも除雪車の出動が間に合わない地区があり、福井大(文京3)周辺では人のすれ違いができる程度の幅が踏み固められている状態の場所も。近くの住民は「家の前はひとまず雪かきしたが車が道に出せない。燃えるごみの収集日で一応ステーションまでは出しに行ったが、今日は収集が取りやめになるのでは」と話す。
市中心部で積雪量が1メートルを超えたのは7年ぶり。11時現在の積雪量は127センチ。