えちぜん鉄道が現在、「スタジオジブリ・レイアウト展」にちなんだ切符を販売している。
福井県立美術館(福井市文京3)で開催中の同展に合わせた企画切符で、乗車駅から同館最寄りの田原町駅までの2割引往復乗車券と展覧会鑑賞券とを組み合わせた。
券種は、一般、高校生、中学生、小学生の4種類。券面にはそれぞれ、スタジオジブリの作品「千と千尋の神隠し」「耳をすませば」「となりのトトロ」「崖(がけ)の上のポニョ」のレイアウト図が印刷されている。当日券のみの販売で、運賃は乗車駅によって異なる。
営業開発部の担当者は「公共交通機関で展覧会に訪れる方の利便性向上や、最寄り駅のPRなどにつながればと販売を始めた。実際に使う分に加え、コレクションとして全券種を購入されたお客さまもいる」と話す。
福井駅など有人駅と、アテンダント(女性乗務員)が乗る列車内で販売する(1月29日、2月19日は休止)。3月11日まで。