JR福井駅西の複合施設「響のホール」(福井市中央1)で12月21日、トークショー「暮らしの中の映画 電気のない暮らし」が行われる。
同施設入り口。多目的ホール、音楽スタジオ、カフェなどを併設する
同施設内にある第3セクター会社「まちづくり福井」が、施設来館者数100万人を記念し企画した。来年2月公開予定の映画「サバイバルファミリー」の監督・矢口史靖(しのぶ)さんを招き、講演とトークセッションの2部構成でプログラムを進める。
第1部は「暮らしの中の映画」と題し、「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などのヒット作を手掛けた矢口さんが、まちづくりや暮らしにおける映画の位置付けや役割などについて持論を展開する。
第2部は「ある日突然、暮らしから電気が無くなる」という同映画のストーリーにちなみ、矢口さんと福井在住の4人が「もし電気が無くなったら?」をテーマに対談。テーマは「一家の主としてどんな決断を下すか」「世のお母さんはどんな行動に出るのか」など4つで、父・母・女子大生・理系学生がそれぞれの立場から矢口さんとのトークを行う。
「矢口さんの作品は全部見ている」という企画担当の井上佳音里さんは「準備を進める中で、映画公開時の舞台あいさつなどとは違う、作品の設定と掛けたトークショーは珍しいと聞いた。会場は舞台と客席が近いのが特長で、アットホームな雰囲気のイベントになりそう」と話す。
18時20分開演。入場無料。定員は200人。ホームページで申し込みを受け付けている。