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福井鉄道軌道敷、65年ぶり構造あらわに 市役所前電停ホーム移設も

真新しい線路の上を走る同鉄道の電車。仁愛女子高校電停で

真新しい線路の上を走る同鉄道の電車。仁愛女子高校電停で

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 福井鉄道仁愛女子高校電停付近で現在、軌道敷の改修工事が進んでいる。

市役所前電停でポイントを切り替える運転士。ホーム移設後は、大名町地下道への入り口も廃止の予定

 同社が2014年度から、国と福井県の補助を受けて行っている事業の一環。福井市中心部を南北に貫く通称「フェニックス通り」新木田交差点を起点に、年度ごとに区間を定めて北上しながら工事を進める。現在、同通り東下交差点~裁判所前交差点間の作業が進行中で、本年度中に580メートルの工事を終える。

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 工事では軌道敷の敷石を一時的に全て撤去。レールはもとより、普段は敷石下に隠れている枕木を木製からPC(プレストレスト・コンクリート)製に交換する作業を行う。枕木を支えるための砂利である「バラスト」も全面的に新調する。

 設備の老朽化や、3月のえちぜん鉄道との相互乗り入れ開始で運行頻度が上がったことなどが背景にあるという。同社鉄道部の軽部伸一さんは「線路の保守は定期的に行っているが、ここまでの抜本的な改修は1950(昭和25)年の市役所前~田原町間開業以来。敷石の下を見ることができる機会は珍しく、写真を撮るなら今のうちでは」と話す。

 整備区間総延長は1970メートル。事業は来年度までで、最終的に田原町駅付近までの改修を行う。来年度は、同通り大名町交差点付近の市役所前電停上り(越前武生方面)ホームを北方に移設する工事も予定し、同電停ホームは相対式の2面2線構造になるという。

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