福井県坂井市の福井県児童科学館「エンゼルランドふくい」(坂井市春江町東太郎丸)で8月6日、リオデジャネイロ五輪開会式の様子が8K映像で公開される。
NHKが1日に始めた「スーパーハイビジョン」試験放送を受け、NHK福井放送局(福井市宝永3)が行う「NHKスーパーハイビジョン パブリックビューイング」の一環。同館2階コミュニティールームに85インチの大型ディスプレーを設置し試験放送を公開する。
NHKでは4K・8K映像を「スーパーハイビジョン」と総称し、2018年の実用放送開始、2020年の本格普及を目指して番組制作や技術検証などを進めている。同局によると、8K映像の画素数は現在のハイビジョンの16倍で、音響面では22.2マルチチャンネルを採用し「全方向からの音を再現することで、その場にいるような臨場感を体感できる」という。
同館での公開は5日~15日で、16日~22日には敦賀駅交流施設オルパーク(敦賀市鉄輪町1)で同五輪のパブリックビューイングを行う。同五輪期間中、開会式・閉会式、柔道、競泳、陸上競技、バスケットボール、サッカー男子決勝などの放送を予定する。
公開時間は、6日=8時~17時、5日・7日~15日=10時~17時、16日・17日=8時30分~20時、18日=8時45分~20時、19日~21日=10時~20時、22日=8時~17時。観覧無料。