福井駅東のコワーキングスペース「Rink{s}(リンクス)」(福井市手寄1)で6月18日、セミナー「民泊の現状から運営方法までまるわかり」が行われる。主催は、建築・不動産・介護などを手掛ける「エルディ」(御幸3)。
サウンドソースが手掛けるゲストハウス「京都トリップサウンド」のホームページ
個人宅の空室を有料で貸し出す「民泊」については、政府の規制改革会議が一定条件の下で解禁する方針を打ち出すなど、法制化に向けた動きが活発になっている。一方で「Airbnb」などの民泊サービスが先行する現状もあり、「宿泊者・運営者双方が安心して民泊を利用できるよう、関連法規をクリアしてサービスを提供するためのセミナーを企画した」(同社の東野恭太さん)という。
講師に「サウンドソース」(東京都荒川区)の徳武智昭社長を迎え、ゲストハウス「京都トリップサウンド」(京都市東山区)運営やAirbnbコンサルティングなど、同社の事例を基にした民泊の現状や運営手法を紹介する。セミナーには行政書士も同席し、建築基準法で定められた「用途変更」についてのアドバイスなども得られる。
「リノベーションの際に計上する修繕費・改良費の税務セミナー」も併せて行う。講師は、森陰輝夫税理士事務所(福井市大町)の森陰輝夫所長。東野さんは「不動産オーナーや金融機関などからの受講申し込みがあり、民泊への関心の高さを感じる。民泊サービスが不動産リノベの選択肢に入るきっかけになれば」と話す。
開催時間は13時~。参加費は1,000円。定員20人。同社運営の「ミニミニFC福井店」(TEL 0776-22-6320)で申し込みを受け付ける。