「東京女子流」が新アルバム 福井出身「BLU-SWING」中村祐介さん、メーンアレンジャーに

同グループ5枚目のアルバムとなる「REFLECTION」

同グループ5枚目のアルバムとなる「REFLECTION」

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 福井出身の音楽家・中村祐介さんが参加した、ダンス&ボーカルグループ「東京女子流」のアルバム「REFLECTION」が12月23日、エイベックス(東京都港区)から発売された。

「高校時代は、曲作りよりDJに熱中した」と話す中村さん。福井出身の「DJ AKAKABE」さんの影響を受けたという

 中村さんは福井市生まれの33歳。福井中(福井市学園3)時代に坂本龍一さんにあこがれて曲作りを始め、世界的ジャズピアニストのクリヤ・マコトさんの勧めで、福井高(同)卒業後都内の音楽専門学校に進学した。現在は、ニュージャズバンド「BLU-SWING(ブルー・スウィング)」のメンバー、アース・ウインド&ファイヤーや倖田來未さんの楽曲リミックス、「Nintendo 3DS」「KDDI au design project」のサウンドトラックなど幅広い分野で音楽活動を行う。

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 「勝山市恐竜大使」として勝山市でライブを行ったこともある「東京女子流」のプロジェクト参加は、今年6月発売のシングル「Never ever」のリミックスバージョンがきっかけ。「ユニットを組む、DJのTJOを通じて話を頂いた。東京女子流にはいい曲が多く以前から気になる存在で、話が来たとき時はかなり驚いた」。アルバムの話もTJOさんを介して打診があり、9月中旬から制作が本格化したという。

 同グループデビューからサウンドプロデュースを手掛ける音楽家・松井寛さんに代わり、メーンアレンジャーとして制作に関わった。「過去曲を聞き返して作ったデモ曲を持ち込んだら『松井さんっぽいですね』と評され、独自色を出すことにした。かなり『BLU-SWING』っぽいサウンドになったのでは」と中村さん。ギターやピアノなどで「BLU-SWING」のメンバーが参加した曲もある。

 思い入れのある作品の一つにアルバムタイトル曲の「Reflection」を挙げる。「普段は複雑なコード進行の曲を作ることが多いが、流れがスムーズになるようコード展開をシンプルにした。その分、曲調が単調にならないように各パートの動きを計算して何度も作り直した」。アルバム中盤の「Dear Friend」では作曲も担当した。

 「メンバー全員がしっかりした声質を持っている。声を邪魔しないようにしつつも、優しすぎる曲調にならないよう工夫を重ねた」と中村さん。「女性ユニットの型にはまらない多彩さを持っているグループで、聴きどころ、感じどころの多いアルバムに仕上がった。真剣に音楽に取り組む、10代の女の子たちのストイックさを感じ取ってもらえれば」と呼び掛ける。

 価格は、CD+DVD=4,320円(限定生産)、CD+フォトブック=4,428円(同)、CDのみ=3,348円。全国のCDショップなどで取り扱う。