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福井・池田に「森のテーマパーク」開業へ 地上高60メートル滑走の「メガジップライン」も

地上高60メートルを滑走する「メガジップライン」(イメージ)

地上高60メートルを滑走する「メガジップライン」(イメージ)

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 福井県池田町が12月2日、同町志津原に森のテーマパーク「Tree Picnic Adventure IKEDA」を開業すると発表した。

ツリーハウスや樹上ハンモックを設ける、アドベンチャーパークの「ピクニックコース」(イメージ)

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 町内の約92%が森林という同町が進める「木望(きぼう)のまち プロジェクト」の一環。同プロジェクトは、間伐材をストーブ燃料として再利用するなどの「木活(もくかつ)」や、100種以上の木製玩具をそろえた遊戯施設を整備するなどの「木育(もくいく)」を掲げており、同テーマパークを中核事業と位置付ける。同町出資のまちづくり会社「まちUPいけだ」が運営し、来年春開業を予定する。

 呼び物は、標高339メートルの尾根からワイヤ滑走する「メガジップライン」。友人同士やカップルで同時滑走できるダブルライン仕様で、「往路480メートル・復路510メートルで、1本のワイヤロープで滑走できる距離としては、往路・復路とも日本一の長さ」(広報担当者)という。

 樹上に広がる森のジャングルジム「アドベンチャーパーク」では、38カ所の要素に挑戦する「ディスカバリーコース」や、木登りを楽しむ「ツリークライムコース」など4コースを設定。同町内の足羽(あすわ)川源流を下る、全長2.1キロの「アドベンチャーボート」では、6人乗り・4人乗りの2タイプを予定する。

 8棟のコテージ、最大120人収容のバーベキューハウスを設け、団体向け自然教育プログラムなども展開する。フェイスブック上では早くも「池田が熱い!」「好きなプログラムばかり」「これは行くしかない」などの反響が寄せられ、同担当者は「単にレジャーを楽しむだけではない、好奇心を刺激する施設。子どもから大人まで、全ての世代が木や自然に触れるきっかけとなれば」と話す。

 営業時間は10時~17時。入場無料(別途、施設・アトラクションごとに利用料が必要)。開業準備室(TEL 0778-67-1535)で問い合わせを受け付けている。

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