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福井にお茶専門店「椿宗善」新店舗 常時200アイテム店頭に

一日店長の大川さん(左)と、社長の山口さん

一日店長の大川さん(左)と、社長の山口さん

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 福井市のお茶専門店「椿宗善(つばきそうぜん) 日之出店」(日之出5)が8月29日、オープンした。

同店外観。社名は、茶の科名、煎茶の技法を編み出したとされる永谷宗円、山口さんの祖父の名などに由来するという

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 坂井市に本社を構える同社の12店舗目の出店。店舗面積は約160平方メートル。日本茶、紅茶、中国茶、ハーブティー、健康茶など常時約200種類の商品をそろえる。

 同社のロングセラーという「琥珀(こはく)ほうじ茶」(1,188円)は、NPO法人「日本茶インストラクター協会」(東京都)などが主催する「日本茶アワード 2023」でほうじ茶部門1位となった商品。ネーミングやパッケージにこだわったという「まるで梅酒 烏龍(ウーロン)茶」(1,188円)、「パン専用紅茶(朝椿)」(1,080円)などの商品も並ぶ。

 社長の山口健治さんは「当社が大切にしているのはストーリーのあるネーミングとかわいいパッケージ作り。『どんな人に飲んでもらいたいか』をスタッフ間で徹底して話し合い、手に取ったら早く飲みたくなるような商品開発を目指している」と話す。

 同社はかねて店頭での試飲にも力を入れる。「音楽に例えるなら当社の店舗はライブ会場。試飲はお客さんがお茶を選ぶ時の相談のきっかけづくりにもなっている。私の信条は、お客さまに『お茶を味わうことは楽しい』と感じてもらうこと。店頭POPの説明書きを読むだけでなく、飲むという体験を通じてわくわくした楽しい気分を感じてもらえれば」と山口さん。

 オープニングイベントの一環として、福井を拠点に活動するタレント・大川はるなさんが一日店長を務めた。大川さんは「私自身が椿宗善でお茶の楽しみ方を教えてもらった経験があり、お客さんにもその思いを共有してもらえれば」と、店頭から商品レポートなどの動画配信を行った。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。

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