女子フットサル国際親善試合「フクイ・アジア・ウィミンズ・フットサル・クラブ・カップ」が6月3日・4日、福井県営体育館(福井市福町)で行われる。
ハーフタイムショーに出演する「さくらいと」。福井丸岡RUCK応援歌「勝ったもどうぜん ~何度でもバモー!~」の初披露を予定する
坂井市を拠点に活動する「福井丸岡RUCK」、ベトナムの「タイソンナム・ホーチミン・シティーFC」、韓国の「ソウル恩平(ウンピョン)FS」の3チームによるイベント。「地元の若者に夢を与えると共に、スポーツ文化を福井に根付かせる」(福井丸岡RUCK・田中悦博監督)との趣旨で、福井丸岡RUCKが主催する。
タイソンナム・ホーチミン・シティーFC、ソウル恩平FSとの対戦は今回が初めて。同チームは、6月中旬開幕を予定する日本女子フットサルリーグ(女子Fリーグ)2023年-2024年シーズンに向け、チームの仕上がり具合を確かめる試合とも位置づける。
池内天紀キャプテンは「自分たちのレベルを知ることのできる試合で対戦が楽しみ。強い守備で相手にプレスをかけ、早い段階で自分たちのペースをつかんでいく。体格差はあるかもしれないが、より速い判断を心がけて球離れのよい展開にできれば」と意気込む。
試合前後やハーフタイムには、福井出身の書家・前田鎌利さんの書道パフォーマンス、福井の伝統工芸応援アイドル「さくらいと」のミニライブ、坂井市の三国節保存会・舟寄踊保存会による発表、大韓民国民団福井県本部の韓国舞踊パフォーマンスなど、国際色豊かなアトラクションも行う。
海外からの一行は試合に先立ち、丸岡城での甲冑(かっちゅう)体験、あわら市内での書道体験などに挑む。小学生チームとの交流戦も予定し、池内キャプテンは「ピッチを離れれば互いにフットサルを愛する者同士。地元の人々の温かさや、食文化の良さなど、もてなしの心で福井の魅力を精いっぱい伝えたい」と笑顔を見せる。
試合開始は、3日=12時、4日=11時30分。