福井鉄道の新型車両F2000形が3月27日、営業運転を始めた。
見る角度によって図柄が光って見える仕様の「F2000デビュー記念乗車券」
「FUKURAM LINER(フクラムライナー)」と名付けられた3車体連接形の次世代型路面電車(LRV)。同社の新型車導入は、2016(平成28)年のF1000形4次車(通称「さくら色フクラム」)以来となる。
定員は115人で、座席数は43席。外観は直線を基調としたデザインで、福井の青空や緑の大地などを表現する色使いとした。営業運転は、たけふ新~田原町と福井城址大名町~福井駅の通称「ヒゲ線」区間でスタートし、4月から、えちぜん鉄道への乗り入れも予定する。
福井鉄道は営業運転開始に合わせ、「F2000デビュー記念乗車券」の販売も始めた。料金は800円(大人券のみ)で、福井鉄道福武(ふくぶ)線全駅で自由に乗り降りできる。有効日は発行日から3カ月以内のいずれか1日。たけふ新、神明、浅水、田原町各駅の窓口で販売する。