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「ハピラインふくい」通信(1) -社名に込めた思いとは-

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来春の北陸新幹線福井・敦賀開業まであと7カ月余りとなった。開業と同時にスタートするのが並行在来線事業を展開する鉄道会社「ハピラインふくい」。営業開始に向け準備に余念のないスタッフが日々のあれこれをつづる連載コラム。

北陸新幹線開業とともに始まる並行在来線 新駅設置プランも

 読者の皆さん、こんにちは。「ハピラインふくい」社長の小川俊昭です。

 皆さんは「ハピラインふくい」という名前を耳にされたことはありますでしょうか。ハピラインふくいとは、2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に伴い、JR西日本から移管される北陸本線の運行を担う第三セクターの鉄道会社です。

 営業区間は敦賀(敦賀市)~大聖寺駅(石川県加賀市)間の約84キロ。現在JR西日本の駅として営業中の18駅に加え、ゆくゆくは福井、鯖江、越前各市に1カ所ずつの新駅を設置することを検討しています。

 当社のキャッチコピーは「ふくいとあしたの架け橋に。」。駅と駅だけでなく、人、暮らし、産業、文化など県内各地の「ひと・もの・こと」の架け橋となり、福井県の未来を創造する意気込みで地域経済活動に取り組んでいきます。どうぞ、ご期待ください。

幸せな福井をつくる企業姿勢を社名の「ハピライン」に込め

 ところで、鉄道会社は「○○鉄道」「○○電鉄」「○○交通」といった企業名が定番ですよね。路線の愛称として「○○ライン」が使われるケースはありますが、当社のように企業名に「○○ライン」が付くのは少数派です。そこで皆さんに「ハピラインふくい」という社名の由来と、名前に込めた思いを紹介しましょう。

 ハピラインふくいの名は一般公募によるもので、2022年3月、総数約1万6000件の応募案を基に決まったものです。「ハピ」は「ハピネス(幸せ)」に由来し、福井県の「福」も表す県民に親しまれている言葉。これに「ライン(線)」を掛け合わせ、鉄道が線となって「ひと」と「まち」をつなぐことで幸せな福井の未来をつくるという企業姿勢を表しています。

ロゴマークは、「H」と「F」をモチーフに構成

 鮮やかなピンクとグリーンで彩られた当社のロゴマーク。ここにも、当社が存在意義(パーパス)として掲げる「架け橋の創造」のメッセージを込めました。

 モチーフとしたのは、「ハピライン」と「ふくい」のそれぞれの頭文字である「H」と「F」。安定感のある三角形とひし形を柔らかなフォルムにして構成しました。そのはざまに、「どんな明日へでもつながっていける」ことを願うラインが浮き上がっています。

メード・イン・福井の技術を盛り込んだ各種制服

 2024年春の開業時から社員が着用する制服にも、新たな鉄道会社にふさわしいユニークな仕様を取り入れました。コンセプトは「信頼感・明るさ・清潔感」。それとともに、社員が快適に着用できるような機能性も追求しています。

 読者の皆さんが一番目にすることになるであろう、駅員や乗務員の制服はスマートな印象のグレーを基調にしたデザイン。シャツはピンクのストライプ柄で温かさを表現しました。

 一方、技術服(作業服)は作業の安全面を考慮してライムグリーンを大胆に取り入れた目立つ色合いに。ライムグリーンは鉄道他社にはない独自性の高い色で、新鮮な印象として受け止めていただけるのではと思います。

 いずれの制服も、胸元や袖のロゴマークには福井の企業が特許を持つオーロラ反射プリントを採用。福井らしさがちりばめられたオリジナリティーあふれる制服になりました。

 

ハピラインふくい 今後のスケジュール
■10月ごろ=ハピラインファンクラブ設立
■12月ごろ=運賃公表
■1月ごろ=運行ダイヤ公表
■3月=開業

ハピラインふくい 公式ウェブサイト
https://www.hapi-line.co.jp/

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