福井県坂井市のリゾート施設「休暇村越前三国」(坂井市三国町崎、TEL 0776-82-7400)が6月1日、「20周年ありがとうキャンペーン」を始めた。
1996年7月、越前加賀海岸国定公園内にオープンした同施設。全客室が日本海を一望できるオーシャンビューとなっているほか、プール、芝生広場、オートキャンプ場、天然温泉「ありその湯」なども備える。
20周年記念企画として、チェックイン時に20面体サイコロを振って出た目の数に応じて、宿泊料金2,000円引きや夕食時の1ドリンクサービスなどの特典を用意する。営業課長の野口新之介さんは「特典の一つに、スタッフ用に作った20周年記念バッジもある。館内でバッジを見掛けたお客さまからの問い合わせが多く、急きょ、特典として追加した」と話す。
喫茶コーナーでは、洋菓子店「スリール」(坂井市三国町覚善)とのコラボスイーツ「うららのみくにロールケーキ」(1カット 400円)を販売する。福井産米粉や平飼いの鶏卵、和三盆糖などで仕上げ、「私たち」を意味する福井弁「うらら」を冠した。商品名にはスタッフの感謝の気持ちを込めたという。
レストランでは、ランチメニュー「二十歳膳」(2,000円)を1日5食限定で販売する。20周年にちなみ20種の料理を盛り合わせた日替わりメニューで、「4月から、キャンペーンに先がけて始めており、年配の方を中心に連日コンスタントに予約をいただいている」と野口さん。
同施設のこれまでの宿泊者は延べ約98万人で、今秋には100万人に達する見込み。野口さんは「お客さまアンケートでは『食事を楽しみに宿泊した』という声が多く、日本海の海の幸など福井の食の力を感じている。福井県立恐竜博物館や一乗谷、永平寺への観光拠点とするなど幅広くご利用いただければ」と呼び掛ける。
7月15日まで。「うららのみくにロールケーキ」と「二十歳膳」は、来年3月31日までの販売を予定する。