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福井・鯖江で「こどもプログラミング奨学金」修了式 1期生に小中学生15人

記念撮影に応じる修了生ら

記念撮影に応じる修了生ら

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 鯖江市のIT企業「jig.jp」(横越町)で1月18日、第1回「こどもプログラミング奨学金」奨学生修了証授与式が行われた。

ラジオ製作ワークショップの様子。パソコン雑誌「マイコンBASICマガジン」元編集長の大橋太郎さんが講師を務めた

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 主催は公益財団法人「IchigoJam財団」(福井市)。同財団は昨夏、プログラミングに関心を寄せる福井県内の小中学生を対象に、1人当たり5万円の返済不要の奨学金を給付する事業を行った。授与式には規定のリポート提出で修了認定を受けた15人のうち10人が参加した。

 冒頭、代表理事の福野泰介さんが「(プログラミング学習用PCの)IchigoJamを開発して約10年。プログラム作りの楽しさを次世代に提供できればと財団を設立し、奨学金事業を始めた。今日の授与式を機に、1期生の皆さんがさまざまな物作りに挑むことを期待したい」とあいさつし、修了証と特製ピンバッジを授与した。

 修了生の永吉春翔さん(勝山南部中2年)は奨学金を1990年代のPC「PC-9801」の購入資金に充てた。「好きなゲーム『東方プロジェクト』がPC-9800シリーズ対応版から始まったと知り、作者への憧れから奨学金での購入を考えた。古い機種なので簡単なプログラムを書くまで苦労も多かったが、苦労も含めて楽しい取り組みだった」と振り返る。

 授与式後には、福野さんと評議員でIT企業「さくらインターネット」(大阪市)社長の田中邦裕さんによるライブコーディング、同伴した保護者も交えたロボットプログラミングのワークショップなどがあり、親子で物作りへの関心を深めている様子が見られた。

 理事の原秀一さんは「奨学金の使途は、パソコンやロボットの購入、家庭内ゲームサーバー構築などさまざま。それぞれがユニークな取り組みをしていて、財団としても募集の手応えがあった」と話す。財団は2026年度も同事業を行う予定で、5月ごろ募集要項を公開するという。

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