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福井にそばカフェ「バッソ・ダ・ミーア」 ステージ常設、エンタメ発信機能も

笑顔を見せる永見さん(右)ら同店スタッフ。店舗名は会社名の逆さ読みに由来するという

笑顔を見せる永見さん(右)ら同店スタッフ。店舗名は会社名の逆さ読みに由来するという

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 そばカフェ「バッソ・ダ・ミーア」が3月22日、福井市の商業施設「アピタ福井大和田店」(大和田2)にオープンした。

(左から)店内のステージで記念撮影に応じる、飯めしあがれこにおさん、高橋むつをさん(カリマンタン)、絵利菜さん、会田勇人さん(カリマンタン)、笑福亭笑生さん

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 そば店3店舗を福井駅西エリアで展開する「あみだそば」(西開発1)が手がける新店舗。「エンターテインメントそばカフェ」と銘打ち、お笑いや音楽などのライブを楽しめるエンタテインメント空間と、そば料理やスイーツなどを楽しめるカフェを掛け合わせた業態として営業する。

 店舗面積は約35坪。客席はテーブル44席。メニューは、十割そばを使った「焼きサバおろしそば」(1,480円)、そばにパスタソースをトッピングした「そば de PASTA」(1,250円)など。「ふわもこしゅわしゅわドリンク」(748円)、「ふわもこパンケーキ」(770円~880円)には綿あめをトッピングする。

 社長の永見耕己さんによると、オープンの準備が本格化したのは半年ほど前という。「福井にはエンターテインメント発表の場が少ないと感じていたところに郊外への出店の打診があり、飲食店とイベントスペースの機能を兼ね備えた空間を作った」と話す。

 オープニングイベントには、吉本興業「福井県住みます芸人」として活動する、笑福亭笑生さん、お笑いコンビ「カリマンタン」、飯めしあがれこにおさんの3組が駆け付け、笑生さんが打ち鳴らす一番太鼓で来店客を出迎えた。福井県内のそば店などを巡るランチタイムコンサートを展開するシンガー・絵利菜さん(越前市在住)もライブステージで花を添えた。

 「福井にはネタを披露できる場が少なく、買い物ついでにお笑いを楽しめるような空間がショッピングセンターの中にできたのはうれしい」とカリマンタンの会田勇人さん。飯めしあがれこにおさんは「食事しながらBGM感覚でお笑いを楽しむという体験もできそう。大阪や東京にいる先輩芸人を招いてのライブも企画できれば」と話す。

 店内イベントは今後、福井県住みます芸人らによる週末開催のお笑いライブと、県内で活動するパフォーマーを募る平日のプログラム「チャレンジライブ」の二本立てで展開する予定。永見さんは「夢や目標を掲げて頑張る福井の人を地元の人が『推す』という好循環が生まれる場にできたら」とプランを描く。

 営業時間は11時~20時(ラストオーダー)。

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