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福井大生有志らが事業プランコンテスト 敦賀駅西の店舗活用案、若者対象に募る

エントリーを呼びかける、福井大教授の竹本拓治さん(写真右)らの同研究室のメンバー

エントリーを呼びかける、福井大教授の竹本拓治さん(写真右)らの同研究室のメンバー

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 福井大生の有志らでつくるグループが現在、「若者ショッププランコンテスト in 敦賀」のエントリーを受け付けている。

対象物件がある敦賀駅前商店街。写真右奥が敦賀駅西口(まちなみ口)

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 敦賀駅西の商店街にある空き店舗を対象に、小売り、サービス、軽食の提供・販売などの事業プランを募集するコンテスト。主催は同大客員教授でエンジェル投資家の山口康生さんで、同大経営・技術革新工学研究室の学生でつくる事務局が応募を呼びかける。開催は今回が初めて。

 店舗面積は約25平方メートル。テーブル8席の客席のほか、冷蔵庫、調理台、シンクなどが調ったカウンター形式のキッチン、手洗い場、トイレなどを備える。

 25歳以下を対象にエントリーを受け付け、書類審査、審査イベントを経て優勝者を決める。店舗の営業期間は10月~12月の3カ月間で、週末のみ営業などの要望にも応じる。優勝者には開業資金30万円と、1カ月当たり7万円の家賃補助3カ月分を支給する。

 事務局リーダーで関西出身という安倍誠明さんは「北陸新幹線の延伸開業で、在来線との乗り換え拠点でもある敦賀をより身近に感じるようになった。敦賀駅西にある複合施設『otta』などのにぎわいを見ると、若者の挑戦にふさわしいエリアとしての魅力も感じる」と話す。

 8月中旬、敦賀市内で審査イベント開催を予定する。事務局で広報業務を担う橋口潤さんは「同世代の人たちから寄せられるプランの内容が楽しみ。3カ月という営業期間の中で収益性を高めるためのサポートなども行うので、新たな事業の一歩としてエントリーしてもらえれば」と呼びかける。

 応募締め切りは7月14日。

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