
株式会社ボーダレス・ジャパン(所在地:福岡県福岡市、代表取締役CEO:田口一成、以下:ボーダレス・ジャパン)が運営する、経済産業省主催の学生社会起業家アクセラレーションプログラム 「ゼロイチ」 は、第3期生による最終報告会『ゼロイチファイナルピッチ2026』を 2026年2月27日(金)に SHIBUYA QWSにて開催します。
本イベントでは、社会課題の現場に向き合い続けてきた学生たちが、約半年間の実践を経て磨き上げたビジネスプランを発表。課題意識にとどまらず、「事業として成立させる」というリアルな挑戦に踏み出す若者の姿を、行政・企業・投資家を交えた公開の場で共有します。
当日は、「なぜ今、社会起業に挑む若者が必要なのか」をテーマとしたトークセッションや、登壇者・参加者が交わる交流会も実施。本日12月18日(木)より、会場参加およびオンライン視聴の一般申込受付を開始します。
申込はこちらから:https://zeroichi3rd-finalpicth.peatix.com
??学生向け社会起業家アクセラレーションプログラム 「ゼロイチ」とは
「ゼロイチ」は、次世代を担う社会起業家を育成する官民連携のプログラムです。社会課題の解決を志す日本の学生を対象として、次世代を担う若手社会起業家を育成することを目的に2023年に開始し、本年は3期目の開催となります。
プログラム内では、第一線で活躍する社会起業家や支援者による講座・メンタリング、合宿など集中して切磋琢磨できる環境の提供を行い、参加者が社会起業家としてのマインドセットとスキルセットを習得することを目指しています。
特設サイト:https://01zeroichi.jp/
??ゼロイチファイナルピッチ2026について
本イベントは、2025年8月から始まった「ゼロイチ」プログラムの集大成として、プログラムに参加するゼロイチ生ファイナリストが、解決したい社会課題に関するビジネスプランをピッチ形式で発表する場です。有望なビジネスプランには、視聴者からの投票数で決まる「オーディエンス賞」や審査員による審査で決まる「最優秀賞」等がアワードにて授与されます。
冒頭の 「トークセッション」 では、本田技研工業株式会社新事業開発部イグニッションドメイングループリーダー松澤拓未氏や経済産業省イノベーション・環境局イノベーション創出新事業推進課長石川浩氏、株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役COO鈴木雅剛(モデレーター)が登壇するトークセッション「なぜ今、社会起業に挑む若者が必要なのか」 を開催し、若手起業家育成の視点から、ソーシャルビジネスの可能性や挑戦を支える環境づくりの重要性を議論します。
ファイナルピッチ終了後には、参加者と登壇者が直接話せる交流会を実施。その場から新たな共創・協業・投資のチャンスが広がるほか、熱い想いを持つ起業家と繋がるきっかけにもしていただけます。
■イベント概要
日時: 2026年2月27日(金) 14:00~19:30
場所:SHIBUYA QWS(東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア15階)
定員:会場120名程度(先着順)/オンライン 定員なし
参加費: 無料
主催:経済産業省
運営:ゼロイチプログラム運営事務局(株式会社ボーダレス・ジャパン)
参加対象者:社会的起業を目指す(関心をもつ)学生、社会起業家、NPO/NGO、VC、行政関係者、社会的起業家と協業を検討している一般企業など、どなたでもご参加いただけます
【申込み方法】
申込みはこちらから
URL:https://zeroichi3rd-finalpicth.peatix.com
※会場参加は先着順につき定員になりましたら予告なしに申込み終了とさせていただきます
■ タイムテーブル
14:00~14:05 オープニング
14:05~14:35 トークセッション
14:35~18:10 ゼロイチファイナルピッチ
18:10~18:15 クロージング
18:30~19:30 交流会
■トークセッション登壇者

松澤 拓未氏(本田技研工業株式会社新事業開発部イグニッションドメイングループリーダー)1983年山梨県生まれ。2008年本田技研工業株式会社入社。生産技術の開発や四輪生産工場の量産支援業務に長年従事。2023年より同社からスタートアップ企業を輩出する伴走型の新事業創出プログラムIGNITIONの運営事務局にジョイン。社内外の起業家の事業開発支援や社外向けプログラムの立ち上げおよび企画推進を行っている。

石川 浩氏(経済産業省イノベーション・環境局イノベーション創出新事業推進課長)経済産業省入省後、イノベーション政策、エネルギー政策、自動車政策などを担当後、西村康稔新型コロナ対応・経済再生担当大臣秘書官、産業構造課長、大臣官房参事(アジア太平洋州総括)などを経て、2025年7月よりイノベーション創出新事業推進課長。東京大学教養学部国際関係論分科、カーネギーメロン大学大学院(MBA)卒。

鈴木 雅剛(株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役COO):モデレーター1979年生まれ、広島県出身。(株)ミスミ(現ミスミグループ本社)を経て、ボーダレス・ジャパンを共同創業。事業創出、ファイナンス等コーポレート部門、社会起業家のインキュベート、アクセラ等、数々のソーシャルビジネスの創出、成長に従事。また、社会起業家が集い、ノウハウ、資金等関係資産を共有し、ソーシャルインパクトを共創する共同体「ボーダレスカンパニオ」の仕組みづくりを追究。丸井グループサステナビリティアドバイザーや環境省事業委員就任など、企業や行政、教育機関とノウハウ/ネットワークを共有、協働を進め、インパクト最大化を推し進めている。
※石川 浩氏(経済産業省イノベーション・環境局イノベーション創出新事業推進課長)、鈴木雅剛(株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役COO)は、「ゼロイチファイナルピッチ審査員」としても登壇します
■ゼロイチファイナルピッチ審査員 ※順不同

藤野 英人氏(レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役社長)1966 年富山県生まれ。1990 年早稲田大学法学部卒業、野村投資顧問(現野村アセットマネジメント)入社。96 年よりジャーディン フレミング投信・投資顧問(現 JP モルガン・アセット・マネジメント)、2000 年よりゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントにてファンドマネジャーを歴任。特に中小型株および成長株の運用経験が長い。2003 年に独立し、レオス・キャピタルワークス株式会社を創業。投資教育にも注力しており、東京理科大学 MOT 上席特任教授、叡啓大学客員教授、淑徳大学地域創生学部客員教授、東京科学大学客員教授も務める。近著に『「日経平均 10 万円」時代が来る!』(日経 BP 日本経済新聞出版)、『プロ投資家の 先の先を読む思考法』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

田中 美和氏(株式会社Waris(ベネッセグループ)共同代表・共同創業者)慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、日経BP社で雑誌「日経ウーマン」の編集記者として3万人以上の女性の声に耳を傾けてきた。2013年に株式会社Waris(ワリス)を共同創業し、フリーランスとして働きたい女性への仕事紹介、リスキリングによる女性の転職・就職支援、女性役員・管理職紹介を展開。創業10年でM&Aによりベネッセグループへ。女性のキャリア課題の専門家としてNHK、日経新聞などメディア出演多数。著書に『自分らしく働くための39のヒント』(KADOKAWA)がある。第3回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション優秀賞。国家資格キャリアコンサルタント。

小柳 裕太郎氏(株式会社 JOYCLE代表)「死後100年後の社会を変えるビジネスを創る」という信念のもと、サーキュラーエコノミーの実現を牽引。双日株式会社にて化学品貿易営業やパプアニューギニア駐在を経験後、電通、U3イノベーションズなど複数企業で新規事業開発やアクセラレーションプログラム運営に携わる。日本からグローバルに通用するビジネスの構築を目指し環境分野での起業を決意し2023年3月、株式会社JOYCLEを設立。ごみを運ばず、燃やさず、資源化する、JOYCLE BOXによる新しい分散型インフラの構築を通じて、「資源と喜び(JOY)が循環(CYCLE)する社会」の実現を目指す。経済産業省カーボンニュートラル分科会若手有識者も務めるなど、環境エネルギー分野の未来を担うリーダーとして幅広く活動。

河内 将弘氏(アノサポ事業代表)早稲田大学卒業後、株式会社ボーダレス・ジャパンに入社。グループ企業であるピープルポートにて、事業開発職として主に生産オペレーションの構築に従事。その後、ハチドリ電力にてシステムエンジニア領域を経験。2021年にアノテーションサポートを創業し、AI開発企業や教育機関向けにAIデータ作成事業を展開。無国籍問題の解決に取り組むソーシャルビジネスモデルとして評価され、グッドデザイン賞を受賞。また、Forbes「世界を変える30歳未満の30人(アジア)」にも選出された。
■ピッチ登壇者(※順不同、括弧内は解決する社会課題)

・大河原 颯さん(エネルギー問題:SAF燃料の不足)
・小野澤 真由さん(カンボジアの中高生のキャリア支援不足問題)
・古森 海翔さん(小児がんの子どものQOL支援不足の問題)
・関川 大樹さん(新潟の人口減少問題)
・田中 かのんさん(ミャンマーの貧困問題)
・洞?胯 真人さん(経済的困窮家庭の子どもの教育格差問題)
・中田 歩希さん(発達障害・境界知能の方々への支援不足問題)
・星野 綾子さん(献血率低下問題)
・吉野 真由さん(食品ロスと飢餓の問題)
・秋谷 萌花さん(タイにおける野良犬の譲渡問題)
??株式会社ボーダレス・ジャパンについて

社会課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスしかやらない会社として2007年に設立。貧困・環境・教育・ジェンダーなど、さまざまな社会問題を解決する50以上の事業を世界14ヵ国で展開。2024年度の売上は100億円に及ぶ。社会起業家を次々と生み出すエコシステムが評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞~20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業~」を受賞。2023年10月、社会課題解決を次のステージに進めるべく新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表。より多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組みづくりを目指す。
公式WEBサイト:https://www.borderless-japan.com/
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:福岡市中央区天神3-1-1 天神フタタビル4F
設立 :2007年
代表者:代表取締役CEO 田口一成
事業内容:社会問題の解決を目的とした事業展開(エネルギー事業、ハーブティー事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)