プレスリリース

福井県のクリエイター集団「NEW FUKUI」が松屋銀座で企画展を開催

リリース発行企業:公益財団法人ふくい産業支援センター

情報提供:

<NEW FUKUIのコンセプト>
越前漆器、越前和紙、越前打刃物、越前焼、鯖江木彫等、福井県の伝統工芸と繊維や眼鏡など地場産業のものづくり企業と作家が集まった異業種のクリエイター集団です。「福井のこれからのものづくりを伝える、届ける」。各企業が主体性を持ちグループで協業することで互いに成長することを目的としています。松屋銀座のフロアに立ち、売り場の空気感を感じとる。また、来場者と直接交流し作り手の想いを伝えることでファンになっていただく。更に来場者との交流が次の新しい活動のきっかけとなり発展することを目指しています。

NEW FUKUIの新しいロゴマーク / デザイン:さわだはるか

<NEW FUKUI 2025について>
今年で第7回目を迎える同企画展は、昨年より催事スペースを拡張し「おりふしギフトラウンジ」「遊びのギャラリー1979」の2会場を使用します。期間中は作り手が会場に赴き、お客様と直接交流します。また、手仕事の実演や「特別室」を使ってワークショップイベントを行い、作り手のこだわりを丁寧に伝えたいと考えています。今年は、越前漆器、越前打刃物から新たに2社加わり13社での出展となりました。各社の新商品や出展者同士のコラボレーションで生まれた限定商品も各種揃えています。

NEW FUKUI 2025 ビジュアルイメージ画像
※撮影は、福井県の老舗旅館「光風湯圃 べにや」をお借りしました。

塩越窯の花器(於:光風湯圃 べにや)

漆琳堂のRIN&COシリーズ(於:光風湯圃 べにや)

うるしの駒やの「うすくちうるし」と高橋工芸のTSUM(於:光風湯圃 べにや)

小林大伸堂の印鑑と高橋工芸のTSUM(於:光風湯圃 べにや)


MIO SUZUKIの木彫作品(鏡餅)(於:光風湯圃 べにや)

ボストンクラブの眼鏡(於:光風湯圃 べにや)

さわだはるかの絵画(於:光風湯圃 べにや)

龍泉刃物の包丁(於:光風湯圃 べにや)


MARU MAISONのバッグとクナプラスのエコバックPLECO(於:光風湯圃 べにや)

「OAYANAGI」のキャビネット(於:光風湯圃 べにや)

<開催概要>
タイトル NEW FUKUI 2025
場  所 松屋銀座 7F 遊びのギャラリー1979、おりふしギフトラウンジ
(東京都中央区銀座3丁目6-1)
会  期 令和7年2月12日(水)~18日(火)開場時間11時~20時
     ※初日12時開場/最終日午後5時閉場
      16日(日)は午後7時30分まで
      17日(月)は午後6時30分まで
主  催 NEW FUKUI http://newfukui.com
(公財)ふくい産業支援センター http://www.sankan.jp/fmc/
<ワークショップイベント>
※ 予約は松屋銀座のHP(https://www.matsuya.com/ginza/events/)より2/4(火)から受付開始。


「丸いスプーン作り」WSイメージ
鈴木彫刻所 MIO SUZUKIの「丸いスプーン作り」日時 令和7年2月13日(木)13時~15時
場所 松屋銀座7階  特別室
定員 6名  参加費 5,500円(税込)

<鈴木美央プロフィール>
富山市出身。彫刻家 堀友二氏に師事。2012年 経済産業省 WAO芸ルネッサンス・プロジェクトにてNY、Parisで展示紹介。2013年d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ)『47人2013CRAFT』に選定。2012年、2016年 東京デザインウィーク出展。2019年 外務省JAPAN HOUSE『NIPPONの47人のCRAFT』巡回展に選定。南青山木彫教室[suzunoki]主催。



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「金継ぎ」WSイメージ
うるしの駒や 薮下喜行の「金継ぎ」日時 2月14日(金)1. 16:00~
   2月15日(土)2. 13:00~ / 3. 16:00~
   ※所要時間:1~1.5時間
定員 各回3名
場所 松屋銀座7階  特別室
参加費 3,300円(税込)+ 修理代

<薮下喜行のプロフィール>
うるしの駒や代表。金継ぎ師。1973年福井県鯖江市生まれ。信州大学人文学部卒業後、1996年に黒龍酒造株式会社に入社。酒造りに従事した後、企画部の創設、「九頭龍 」「無二」ブランドの立ち上げなどを担当。経営企画部長、企画営業部長を経て退社。越前漆器の伝統工芸士である駒本長信氏に師事、2022年に金継ぎを主な業務とする「うるしの駒や」を創業。金継ぎ作業の傍ら、漆塗りの薄口酒器「うすくちうるし」の企画・製造を始める。2021年より福井県立大学大学院経済・経営学研究科博士課程に在学中。経営学修士。酒造技能士2級。



<修理代について>
修理代の目安は、3,850円(税込)からとなります。修理代は、破損状況によって異なります。
また、破損状況によっては、ワークショップでの作業体験をお断りする場合もございます。
ご要望に応じて「銀継ぎ」でお直しすることも可能です。
持ち物 欠けた器や割れた器。汚れてもいいお洋服やエプロン。(ゴム手袋はご用意します。)
注意:「漆かぶれ」が心配な方はご遠慮ください。
<お問い合わせ>
(公財)ふくい産業支援センター デザイン振興部 担当:藤田
TEL: 0778-21-3154(定休日:土・日・祝日) E-mail:dcf@fisc.jp
<広報に関する情報>
ホームページ:http://newfukui.com
instagram:https://www.instagram.com/newfukui/
Facebook:https://www.facebook.com/newfukui
<企業紹介 /全13社>

MIO SUZUKIの木彫「しろくまシリーズ」
鈴木彫刻所(鯖江木彫)
代表 鈴木 良一
事業担当 鈴木美央
〒916-0061 鯖江市平井町55-13-1
tel 0778-62-1836
http://www.suzuki-chokokusho.com/





<企業説明>
1968年創業以来、木彫専門店として社寺仏閣彫刻、仏像彫刻、欄間彫刻など手掛けています。沖縄県で首里城正殿の修復が行われていますが、鈴木夫妻が手がけた「懸魚(げぎょ)」と呼ばれる屋根を彩る彫刻が今年取り付けられました。鈴木美央は、作家MIO SUZUKIとしても活動しており、国内産の桧を使い、胡粉のやさしい白の質感で仕上げた作品が人気です。また、鈴木良一も日展や現代工芸展に作品を出品しています。



kunaplusのエコバック「PLECO」
(株)クナプラス(エコバッグ製造)
代表取締役 京野 尚美
事業担当 岡 梓
〒919-0812 あわら市柿原63-85
tel 0776-73-3997
https://knaplus.com



<企業説明>
元々産業資材用織物を生産する繊維メーカーでしたが、新分野への展開を図り2007年"ポリ乳酸"を原料とした土に還るエコバックのメーカー「kna plus(クナプラス)」として独立しました。日本の伝統色で彩られ、プリーツ加工が施された同社の商品「PLECO」シリーズは、海外でも注目され各国のデザインショップ、ミュージアムショップで扱われています。



小林大伸堂の宝石の印鑑「ROSE STONE」
(株)小林大伸堂(印鑑製造販売)
代表取締役 小林照明
事業担当 小林稔明
〒916-0022 鯖江市水落町2-28-29
tel 0778-51-0628
https://www.kaiunya.jp/



<企業説明>
 創業130余年の4代目。5万5千人のお客様の印鑑を作ってきた実績があります。生年月日と画数・八方位運気からひとつひとつの印鑑を設計、印鑑彫刻士が手彫りでお彫りしています。また、印鑑のインターネット通販の先駆けであったり、宝石印鑑 「ローズストーン」や2人の名前を1つの印にする「しるし結び」の開発。出産祝いに送る「こまもり箱」の開発、印鑑から派生した新しい取り組みに果敢に挑戦し続けています。



「OYANAGI」シリーズのキャビネット
小柳タンス店(越前箪笥)
代表 小柳範和
事業担当 同上
〒915-0824 越前市武生柳町10-7
tel 0778-22-1854
https://oyanagi-tansu.jp



<企業説明>
越前箪笥を現代のニーズに合わせた形にて制作。明治40年(1907年)指物屋として創業。100年の伝統と技術を継承しつつ、越前箪笥、時代箪笥、桐箪笥、オーダー家具、建具等を製造しています。その一方、オリジナルブランド「kicoru」では木製インテリア小物を製造。プロダクトデザイナー鈴木啓太とのプロジェクトにより完成した「OYANAGI」シリーズは、昔ながらの指物技術と全世界の銘木の魅力が融合した、新しいキャビネットです。



さわだはるかの絵画
さわだはるか(絵画)
代表 澤田晴香
事業担当 同上
〒916-1237
福井県鯖江市北中町14-1-3
tel 090-9617-4766
https://harukasawada.tumblr.com



<企業説明>
長野県出身。京都の美大を卒業した後、福井県に移住し、シルクスクリーンの工場で働きながら絵画制作をスタートさせました。2015年の初個展以来、絵画作品や、インスタレーション作品を中心に独自世界を表現しています。NEW FUKUIのアートディレクションを手がけ今年で4年目。視野を広げるべく昨年の4月から札幌に移り住みました。今回は、北海道での生活の中で生まれたイメージを描いた新しい作品を中心に、越前和紙の職人が漉いた紙を使った絵画を展示します。



ボストンクラブの眼鏡
(株)ボストンクラブ(眼鏡企画販売)
代表取締役 小松原 一身
事業担当 國谷柚果
〒916-0021
福井県鯖江市三六町1-4-31-2
tel 0778-52-9337
https://bostonclub.co.jp



<企業説明>
1984年創業。世界的な眼鏡産地である鯖江市の生産技術を活かして、複数のオリジナル眼鏡ブランドを展開。日本におけるハウスブランドの先駆けとして第一線で活躍し続けています。
ボストンクラブの中で最も歴史のあるブランド「JAPONISM」が「回帰としての京都」をテーマに「JAPONISM Kyoto」を発表しました。軽量かつ高剛性のカーボンに京都の伝統工芸の一つである西陣織を融合。美しい伝統模様と現代的なデザインが融合したプレミアムモデルとなっています。



「Ippukubox(イップクボックス)」のセット一式
高橋工芸(越前漆器)
代表 高橋亮成
事業担当 同上
〒916-1115
福井県鯖江市落井町50-5-1
tel 0778-65-0369
https://o-takahashikogei.com



<企業説明>
1925年創業で四代目。創業時から様々な漆器製品の製造販売を行っていますが、近年ではお茶道具や節句人形の屏風・台を中心に製造しています。
コンパクトな箱の中に気軽にお茶を点てることができる一人分の茶道具を一式揃えた「Ippukubox-イップクボックス-」は、高橋社長夫妻が考案し商品化しました。お仕事の合間やくつろぎの時間、ポットでお湯を準備するだけで気軽に抹茶を楽しむことができます。小ぶりな茶碗は越前焼で特注。インバウンドのお客様にも丁度良い商品です。


うすくちうるし 3種
うるしの駒や(金継ぎ・拭き漆)
代表 薮下 喜行
事業担当 同上
〒916-1104
福井県鯖江市乙坂今北3-26-2
tel 0778-54-2476
https://urushinokomaya.com



<企業説明>
代表で金継ぎ師の薮下氏は、福井県の黒龍酒造で酒造りや企画などに従事後、越前漆器の伝統工芸士 駒本長信氏に師事しました。2022年、金継ぎを扱う「うるしの駒や」を創業して福井県と東京都の2拠点の工房で作業を行なっています。また、酒造業の従事していた経験から口当たりの良い拭き漆の器「うすくちうるし」を商品化しました。手仕事で丁寧に研ぎ出した薄口の口縁に拭き漆を塗り重ね、やさしく潤いある口当たりに仕上げています。



塩越窯 白越 不朝の花器
塩越窯(越前焼)
代表 白越 不朝(しらこしふちょう)
事業担当 同上
〒9910-4277
福井県あわら市波松11-19
tel 0776-79-1266
http://newfukui.com/塩越窯-白越不朝/



<企業説明>
1957年あわら市波松に生まれ。1985年越前焼窯元梅藤哲朗氏に師事。縄文土器のような装飾が細密にほどこされた隆線文シリーズや、土の表面が裂けて独特のテクスチャーを持ちつつも穏やかな風合いが魅力の烈文シリーズなど、越前焼の産地の中でも異彩を放つ作品を制作しています。


新作のプレート皿「片見替(かたみがわり)」
丸廣意匠(越前漆器)
代表 廣瀬 康弘
事業担当 同上
〒916-1237
福井県鯖江市北中町537
tel 0778-65-2209
https://maruhiroisho.theshop.jp/



<企業説明>
1983 年の創業以来、木製品を中心とした吹き付け塗装を行っています。受け継がれてきた技法 だけではなく、新たな塗装の表情を模索しており2018 年からは、デッドストックの漆器や木地に塗装を施して再生させるプロジェクト「MARUHIRO SPRAY 」を展開。今回はテクスチャーの表情を最大限に活かした新作のプレート皿「片見替(かたみがわり)」を販売します。


MARU・MAISONのマディソンバッグ
マルイチセーリング(株)(革小物)
代表取締役社長 小林 一朗
事業担当 小林 憲史
〒915-0256
福井県越前市赤坂町33-8-1
tel 0778-65-0369
https://www.maruichi1950.jp/
https://marumaison.com/



<企業説明>
1950年創業のソファーメーカーMARUICHIがお届けするオイルレザーのコレクションです。SDGsの観点から工場から出る良質な端材の革を使用した商品開発に着手。革小物ブランド「MARU・MAISON」を立ち上げました。カジュアルなマディソンバッグをモチーフとした意匠は、小林憲史のデザイン。オイルフィニッシュによるしっとりとした質感は手に馴染み、経年変化を楽しめます。


龍泉刃物の商品「蒼龍鱗(SOURYURIN)」
(株)龍泉刃物(越前打刃物)
代表取締役社長 増谷 泰治
事業担当 野村 一樹
〒915-0873
福井県越前市池ノ上町49-1-5
tel 0778-23-3552
https://ryusen-hamono.com/



<企業説明>
昭和28年創業。700年伝わる「越前打刃物」(日本の伝統工芸指定)の伝統的技術を用いた刃物の製造を開始しました。近年では、素材特性を最大限引き出すべく、独自の鍛造・熱処理・刃砥ぎ・プレス・溶接の加工技術を取り入れながら刃物の可能性を拡げ、新分野としてカトラリーやステーショナリーなどのものづくりにも着手。その卓越した技術と洗練されたデザインは世界中で高く評価されています。越前に誇れるものづくりを継承していきながら、世界に向け信頼と実績のブランドの確立を目指しています。


大本山永平寺御用達の応量器
(株)漆琳堂(越前漆器)
代表取締役 内田 徹
事業担当 石井 瑞紀
〒916-1221
福井県鯖江市西袋町701
tel 0778-65-0630
https://shitsurindo.com



<企業説明>
1793年創業、大本山永平寺御用達の漆塗師屋。日本有数の漆器の産地、福井県鯖江市河和田地区にて、越前漆器の製造技術を代々継承してきました。伝統の漆器だけでなく、現代の生活によりそう漆塗りを開発。「RIN&CO.」や「漆琳堂」などのブランドを展開し、漆器から生まれる豊かな暮らしを提案します。今回は、揃いの蓋付き椀や応量器をはじめ、従来の漆器にはない洗練された色合いのプレートやボウルなどが並びます。
越前焼

<注目情報1.>
うるしの駒やと高橋工芸のコラボ商品を販売。
口当たりに革命を起こした「うすくちうるし」ですが、昨年、新作カップアンドソーサーが登場しました。黒染した「駒やブラック」は、鉄媒染を繰り返した深みのある黒と欅の木目のコントラストが美しい商品です。そして、画像で使用されているお盆は、高橋工芸のお盆「TSUM」にうるしの駒やが黒染を施したNEW FUKUI限定商品です。その他にも、リーダーのさわだはるかとのコラボレーション商品を企画していますので会場でご確認ください。

うるしの駒やと高橋工芸のコラボ商品

<注目情報2.>
株式会社龍泉刃物の商品「蒼龍鱗(SOURYURIN)」は、切刃の鋼材に「VG10W」を使用。高級刃物鋼VG10にタングステン(W)を加えることで、耐久性・切れ味が向上。凹凸の鎚目が美しいブレードは、刃と食材の切り離れをよくする効果があります。鱗模様が浮かび上がるハンドル材質は、ポリウレタンをベースとした特殊な配合の樹脂ハンドルで耐水性に優れており、手に馴染む滑らかな握り心地です。牛刀(210mm)とペティ(135mm)の各20本数量限定での販売です。
※VG10とは、武生特殊鋼材株式会社(福井県越前市)が開発した優れた耐食性と切れ味で包丁からナイフ、機械刃物まで幅広い用途で使われる刃物鋼で世界の刃物メーカーが注目しています。
※タングステンとは、金属の中で融点が高く耐摩耗性のある金属です。

龍泉刃物の商品「蒼龍鱗(SOURYURIN)」

撮影でご協力いただいた福井県の老舗旅館「光風湯圃 べにや」について
公式ホームページ https://awara.co.jp
明治17年開業以来、伝統を積み重ねこれまでに皇族の方々、文人、歌人を始め、多くの著名な方々もお迎えしています。2018年火災により焼失しましたが、2021年再建。再建に当たっては、小堀哲夫建築設計事務所(https://tk-a.jp)が設計を担当しました。
・宿泊された文化人 高見順 / 水上勉 / 曽野綾子 / 井伏鱒二 / 吉井勇 / 高浜虚子
・昭和の大スター 石原裕次郎氏が愛した宿としても有名です。

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