福井県が1月28日、消費応援クーポン「ふく割」の発行・利用方法を変更すると発表した。
「ふく割」登録店舗が掲げるのぼり。飲食、アパレル、雑貨、ガソリンスタンド、宿泊施設など幅広い業種が登録する
「ふく割」は、福井県内の小売り・飲食・サービス業などの店舗で使うことのできる、スマートフォンの専用アプリを使った電子クーポン。昨年1月、新型コロナ禍を受けて始まり、現在、福井県や県内各自治体が「ふく割2021」として2年目の事業を展開している。
発行・利用方法の変更は、利用予定がないクーポン取得を減らすことを目的に福井県発行分を対象に行う。対象は、全業種用の「ふく割」(発行期間=2月18日~24日)、小規模店舗用の「しょうきぼ割」(同11日~17日、25日~27日)、福井県内の伝統的工芸品購入者向けの「NEWこうげい割」(同11日~17日、18日~27日)の3種。
対象となるクーポンは期間中毎日10時に発行され、取得回数は期間中1回のみ。発行翌日の23時59分まで有効で、未使用の場合も再取得はできない。福井県発行分以外の「ふく×ふく割」「プチふく×ふく割」「プチまちなか割」「えちぜんし割」「さば割」の発行・利用方法は変わらない。
同事業を運営する「ふくいデジタルバウチャー推進協議会」は毎週土曜、アプリのダウンロードやユーザー登録のサポート窓口を県内のショッピングセンターに設ける。2月は、ショッピングシティ ベル、ラブリーパートナー エルパ、 パリオCITY(以上、福井市)、アル・プラザ アミ(坂井市)、アル・プラザ 鯖江(鯖江市)、武生楽市(越前市)の計6会場。
登録店や各クーポンの割引額など、詳しくはホームページで案内する。