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福井経済新聞の2014年下半期PV1位は「『そば王国』のうどん店」

「谷川製めん所」では冬メニューがスタート。「かけうどん(650円)がお勧め」と店主の谷川修さん

「谷川製めん所」では冬メニューがスタート。「かけうどん(650円)がお勧め」と店主の谷川修さん

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 福井経済新聞の2014年下半期のページビュー(PV)ランキング1位は、そば王国・福井にうどん専門店がオープンした事を報じた記事だった。

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 ランキングは7月1日から12月25日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 「そば王国」福井にうどん専門店-坂井の男性、かつての屋号復活(7/11)
2. 色数豊富なレタータイヤ専門店-福井の企業、ネット上に開設(10/22)
3. 福井県が「福丼県」樹立を宣言、丼物で地域おこしへ(9/29)
4. 福井・敦賀に350円の窯焼きピザ店「ナポリス」-北陸初出店(7/18)
5. みそ店が作るカルパッチョソース-福井の老舗、若手社員が考案(7/2)

6. 「花の招き猫」配したフラワーギフト-福井・敦賀の生花店、敬老の日向けに(8/22)
7. 福井・勝山で「ダイノアライブ」-初ライブ、リアルな恐竜体験ショー(7/14)
8. 福井市内にコミュニティースペース-シェアハウスの一角を「住み開き」に(7/1)
9. 坂井の鉄工所が「LINEスタンプ」販売-DIY女子向け、オリジナルキャラ開発(7/29)
10. カップで食べる「車食弁当」-福井のシェフ、OLの昼食ヒントに(7/4)

 トップテンの半数を占めたのは食に関する記事。「そば王国」福井のうどん店「谷川製めん所」(1位)、丼物で地域おこしを目指すプロジェクト(3位)、直径25センチで350円のピザ(4位)、老舗みそ店の若手社員が考案した調味料(5位)、2018年の福井国体を見据えたカップサイズの弁当(10位)が並んだ。チーズ専門店「ハッピーチーズ」(14位)、地層がモチーフのバウムクーヘン「はっくつバウム」(20位)などもあった。

 集計期間の関係で7月~8月の記事が大半となる中、10月22日配信のレタータイヤのニュースが2位にランクイン。「オートショップ福井」(福井市文京7)が手掛けるもので、「4×4・SUV車用」「バン・小型トラック用」「トラック用」をラインアップしネットショップで展開する。同社の長谷川仁子さんは「オープン後、軽トラ用タイヤの相談もあった。ホイールに着色できる『はがせるラバースプレー』も並行して売れており、足回りドレスアップへの関心の高さを感じる」と話す。

 9位は福井県坂井市にある「長田工業所」(坂井市春江町西長田)の取り組み。同社では来春開設予定の「溶接テーマパーク」準備資金をクラウドファンディングで募集し、目標の約2倍となる58万6,000円の資金獲得を達成した。小林輝之社長は「ワークショップ招待のコースに人気が集中し、溶接し放題体験コースを追加で設けたほど。テーマパークは少人数の予約制でスタートし、小さな規模から徐々に大きく育てたい」とプランを描く。

 そのほか、11位にはアニメ「グラスリップ」のモデルとなったガラス工房主の個展、13位には福井のめっきメーカーが製作に加わったドラえもんの「ひみつ道具」、18位に「福井鉄道南越線開業100年展」、19位に福井商高ネットショップ開設のニュースなどが続いた。

 2015年春には北陸新幹線金沢開業が控え、福井のビジネス&カルチャーシーンの刺激剤にもなると期待される。他方で、JR福井駅西口再開発事業も再来年完成に向け工事が進む。2015年も福井経済新聞は、活発化するまちの動きをいち早く深く掘り下げて伝えていたい。

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