コインパーキング大手の「タイムズ24」(東京都千代田区)が10月24日、福井市内に「タイムズ福井片町」をオープンした。
同社は1991年、国内で初めて24時間無人の時間貸し駐車場をオープン。現在、総件数1万5000件、総台数約57万台の規模でコインパーキングを展開する。北陸エリアでは2012年ごろから営業を強化。2015年春の北陸新幹線金沢開業に伴う需要を取り込む下地づくりを進めていた。同市への進出も、その一環。
47都道府県目の「タイムズ24」となる同駐車場は、同市内の繁華街「片町」に位置する。収容台数は26台。料金は、7時~19時=60分100円(最大500円)、19時~翌7時=30分100円(最大700円)。地元客はもとより、県外からの観光客やビジネスマンなど幅広い利用を見込む。
同社広報担当者は「カーシェアリングやエリアプロモーションなどを含めた総合力が当社の強み。オープンしたタイムズ駐車場を起点に、地域密着型のビジネスを展開していきたい」と話す。